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【投資信託 全体】資金流出入額・純資産残高トップ10(2023年3月)を読み解く!

Finasee / 2023年4月25日 16時0分

【投資信託 全体】資金流出入額・純資産残高トップ10(2023年3月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

3月の資金流入額1位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」(627.62億円)
 

3月の資金流入額1位は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。3月は-0.2%のマイナスリターンとなり、3月末時点における1年騰落率も-2.6%となった。同ファンドには高水準の資金流入が続いているが、4月25日から信託報酬を0.0968%以内から0.09372%以内に引き下げることを発表しており、4月以降も高水準の資金流入が続く可能性は高いだろう。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
基準価額 1万9167円
信託報酬 0.09372%(年率・税込)(4月25日~)
純資産残高 1兆8757.09億円

<騰落率>
1カ月 -0.2%
3カ月  6.3%
6カ月  3.3%
1年    -2.6%

※3月末時点

3月の資金流出額1位は「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」(-186.07億円)
 

3月の資金流出額1位は「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」だった。同ファンドは、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。2023年1月まで純資産残高1位だったが、資金流出が続いているので「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に抜かれて2位となっている。昨年からパフォーマンスが悪化しているので、4月以降も資金流出が続く可能性は高いだろう。

■アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型
基準価額 1万240円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 1兆7852億円

<騰落率>
1カ月 2.7%
3カ月 9.8%
6カ月 4.4%
1年   -4.3%

※3月末時点

3月の純資産残高1位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」(1兆8757.09億円)
 

3月の純資産残高1位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だった。2月末時点で「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」を抜き、25年ぶりにインデックスファンドが純資産残高1位となった。同ファンドには高水準の資金流入が続いており、4月以降も純資産残高1位の座を維持する可能性は高いだろう。

■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
基準価額 1万9167円
信託報酬 0.09372%(年率・税込)(4月25日~)
純資産残高 1兆8757.09億円

<騰落率>
1カ月 -0.2%
3カ月  6.3%
6カ月  3.3%
1年    -2.6%

※3月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。
ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

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