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【投資信託 国内株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年3月)を読み解く!

Finasee / 2023年4月26日 16時0分

【投資信託 国内株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年3月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

3月の資金流入額1位は「日本好配当リバランスオープン」(61.98億円)
  

国内株式型ファンドの3月の資金流入額1位は、「日本好配当リバランスオープン」だった。同ファンドは、日経500種平均株価採用銘柄を予想配当利回りの高い順にランキングし、上位70銘柄を投資対象とするアクティブファンドである。4月7日時点における組入銘柄の予想平均配当利回りは4.86%と高く、東証プライム市場加重平均利回りの2.56%を大きく上回っている。高い利回りが期待できるファンドとして、4月以降も資金流入が続く可能性は高いだろう。

■日本好配当リバランスオープン
基準価額 1万847円
信託報酬 0.913%(年率・税込)
純資産残高 274億円

<騰落率>
1カ月 -3.21%
3カ月  8.43%
6カ月 12.49%
1年    23.48%

※4月7日時点

3月のリターン1位は「情報エレクトロニクスファンド」(5.49%)
 

国内株式型ファンドの3月のリターン1位は「情報エレクトロニクスファンド」だった。同ファンドは、国内の電気機器、精密機器などエレクトロニクスに関連する企業や情報サービス、通信など情報通信に関連する企業の株式に投資するアクティブファンドである。3月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.日立製作所             9.2%
2.ソニーグループ      9.0%
3.ローム                    8.8%
4.ディスコ                 7.8%
5.日本電信電話          5.6%

3月は5.5%のリターンとなったものの、3月末時点における1年騰落率は-1.2%となっている。4月以降も、リターンランキング上位に入るかどうかに注目している。

■情報エレクトロニクスファンド
基準価額 2万4178円
信託報酬 1.562%(年率・税込)
純資産残高 171.3億円

<騰落率>
1カ月   5.5%
3カ月  13.4%
6カ月  17.7%
1年      -1.2%

※3月末時点

3月の純資産残高1位は「ひふみプラス」(4892.57億円)
 

国内株式型ファンドの3月の純資産残高1位は「ひふみプラス」だった。同ファンドは「日本を根っこから元気にする」をコンセプトに、主に日本の成長企業に投資する投資信託である。3月は0.6%のプラスリターンだったものの、1年騰落率は-0.52%となっている。3月の国内株式市場は、シリコンバレー銀行(SVB)破綻からの信用不安の影響で軟調だった。ただ、月後半には信用不安が後退し、金利が下がったり中央銀行が資金を供給したりしたことで、株式市場は反発した。「ひふみプラス」を運用するレオス・キャピタルワークスは4月25日に東証グロース市場に上場する。運用力の強化に注目している。

■ひふみプラス
基準価額 4万6416円
信託報酬 1.078%(年率・税込)
純資産残高 4892.56億円

<騰落率>
1カ月 0.6%
3カ月 4.93%
6カ月 6.43%
1年  -0.52%

※3月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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