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【投資信託 エマージング株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年3月)を読み解く!

Finasee / 2023年5月1日 16時0分

【投資信託 エマージング株式型】資金流入額・リターン・純資産残高トップ10(2023年3月)を読み解く!

Finasee(フィナシー)

3月の資金流入額1位は「高成長インド・中型株式ファンド」(72.10億円)
 

エマージング株式型の3月の資金流入額1位は、「高成長インド・中型株式ファンド」だった。同ファンドは、インドの中型株式を実質的な主要投資対象とするアクティブファンドである。同ファンドの中型株式とは、ニフティ500の時価総額上位51~350位の銘柄である。3月は-3.5%のマイナスリターンとなったものの、4月以降も資金流入が続くかどうかに注目している。

■高成長インド・中型株式ファンド
基準価額 9563円
信託報酬 1.1605%(年率・税込)
純資産残高 984.75億円

<騰落率>
1カ月 -3.5%
3カ月 -2.9%
6カ月 -10.5%
1年     -3.4%

※3月末時点

3月のリターン1位は「スパークス・韓国株ファンド」(5.33%)
 

エマージング株式型の3月のリターン1位は、「スパークス・韓国株ファンド」だった。同ファンドは、韓国の構造的変化を捉え、優良な韓国企業に投資するアクティブファンドである。3月は5.33%のプラスリターンとなったものの、3月末時点における1年騰落率は-17.42%となっている。4月以降も、プラスリターンを継続できるかどうかに注目している。

■スパークス・韓国株ファンド
基準価額 1万2487円
信託報酬 1.804%(年率・税込)
純資産残高 1.02億円

<騰落率>
1カ月  5.33%
3カ月  8.90%
6カ月  17.84%
1年    -17.42%

※3月末時点

3月の純資産残高1位は「野村インド株投資」(2414.56億円)
 

エマージング株式型の3月の純資産残高1位は、「野村インド株投資」だった。同ファンドは、インド企業の株式を主要投資対象とするアクティブファンドである。3月のMSCIインド指数は 、欧米金融機関の経営不安の流れを受けて下落したが、インドの金融セクターは健全であると考えられる。今後は、2023年1~3月期の決算動向に注目が集まるだろう。

■野村インド株投資
基準価額 3万1199円
信託報酬 2.2%(年率・税込)
純資産残高 2414.6億円

<騰落率>
1カ月 -3.1%
3カ月 -5.3%
6カ月 -9.9%
1年     -9.2%

※3月末時点

執筆/山下 耕太郎(金融ライター/証券外務員1種)一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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