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正直証券マンが教える「元手ゼロで投資できるポイント投資」

Finasee / 2023年8月21日 18時0分

正直証券マンが教える「元手ゼロで投資できるポイント投資」

Finasee(フィナシー)

投資をためらう理由として「損する可能性がある」ことや「投資に回す資金がない」ことを挙げる人は少なくないでしょう。これを解消したい人は「ポイント投資」を検討してみてはいかがでしょうか。現金の代わりにポイントを使って投資を始めることが可能です。

ポイント投資とはどのようなサービスなのか、概要を押さえましょう。

ポイントで実際の商品に投資 元手ゼロだから始めやすい

ポイント投資とは、ポイントで実際の金融商品を購入できるサービスです。「Tポイント」や「楽天ポイント」のように、企業のサービスやクレジットカードの利用で付与されるポイントを代金に充てることで金融商品を購入します。

ポイント投資は現金を使わずに投資するため、実際の資金を失うことがなく、また投資用の資金を別に用意する必要がありません。損失や資金不足で投資をためらっている人でも気軽に始められるのではないでしょうか。

なお、ポイント投資と似たものに「ポイント運用」がありますが、こちらはポイントのまま運用するサービスです。通常のポイントを、ポイント数が実際の商品に連動して変動する専用のポイントに交換します。

両者の大きな違いは現金化の可否です。ポイント投資は実際の金融商品を購入するため、売却すれば基本的に現金で払い出されます。一方ポイント運用の場合、再び通常のポイントで払い出されることが一般的で、基本的には現金化できません。ポイント運用は「投資の疑似体験」という面が強いサービスといえるでしょう。

ポイント投資できる証券会社は?

ポイント投資は主に証券会社で提供されるサービスです。以下のような証券会社が対応しており、それぞれ利用できるポイントや投資できる商品が異なります。例えばSBI証券は利用するポイントを3種から選ぶことができ、楽天証券は4種の商品に投資できます。

【ポイント投資できる主な証券会社】

  対象ポイント 投資できる商品  SBI証券  Tポイント
 Vポイント
 Pontaポイント  投資信託  楽天証券  楽天ポイント  投資信託
 国内株式
 米国株式
 バイナリーオプション    マネックス証券  マネックスポイント   投資信託  auカブコム証券  Pontaポイント  投資信託
 国内株式(単元未満株)  SMBC日興証券
(日興フロッギー+ドコモ)   dポイント  国内株式(単元未満株)

 

ポイント投資を始める場合、まずは証券会社で口座を開設しましょう。その後、ポイントに関する設定を行います。設定が終われば、ポイント投資を始めることができます。例えばSBI証券や楽天証券で投資信託にポイント投資する場合、注文画面で使用するポイントを指定します。

【SBI証券の投資信託注文画面】

出所:SBI証券より引用し著者作成

【楽天証券の投資信託注文画面】

出所:楽天証券より引用し著者作成

使い道のないポイントが残っている人は、失効する前にポイント投資を始めてみてはいかがでしょうか。

文/若山卓也(わかやまFPサービス)

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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