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インフレ時代に転換した今―「世界株式」への投資に注目すべき”これだけの理由”

Finasee / 2023年9月15日 15時0分

インフレ時代に転換した今―「世界株式」への投資に注目すべき”これだけの理由”

Finasee(フィナシー)

今注目の書籍の一部を公開して読みどころを紹介するシリーズ。今回は、投資信託の運用現場や投資の考え方について詳しく紹介したインベスコ・アセット・マネジメントの『世界屈指の資産運用会社インベスコが明かす世界株式「王道」投資術』の一部を特別に公開します(全3回/本記事は第1回)。

※本記事はインベスコ・アセット・マネジメント著『世界屈指の資産運用会社インベスコが明かす世界株式「王道」投資術』(KKベストセラーズ)から一部を抜粋・再編集したものです。

資産運用会社は何をしている会社?

資産運用会社とは、個人投資家や機関投資家からお預かりした資金を株式・債券・不動産など、様々な資産で運用することを本業としています。個人のお客様には、銀行や証券会社で販売されている投資信託の中身を運用している会社として認識していただいていると思います。

グローバルに展開する資産運用会社、「インベスコ」について

インベスコは、創立の地である米国アトランタに本拠地を置く独立系の資産運用会社です。一般的に、米国の金融機関の本拠地はニューヨークやボストンなどの東海岸や、ロサンゼルスなど西海岸の大都市で多く見られます。一方、アトランタは人の温かさを感じる土地で、気持ちや時間にゆとりをもつことのできる環境にあり、いわゆる大都市のスピード感あふれる環境とは一線を画しています。そこが、様々な意見・考え方を尊重する「思考の多様性」を持つというカルチャーに影響を与えていると考えています。

インベスコは複数の企業との統合を重ね、様々な会社の良い面を吸収しながら拡大してきたという歴史をもちます。そのルーツは1935年の英国にまで遡ります。そして現在は、約222兆円(2023年6月末現在、同日の為替レートにて円換算)の資産をお預かりし、世界20ヵ国以上において、グローバル市場で培った独自の運用力を結集した様々な投資商品・サービスを提供しています。世界の各拠点で働く従業員数は8000名を超え、うち運用プロフェッショナル800名とともにお客様の投資目標達成のために日々尽力しています。

日本にも拠点を構えており、2023年には日本に事務所を開設してから40周年を迎えました。実はインベスコの日本拠点は、外資系資産運用会社が日本に拠点を構えることが可能となった時点で事務所を開いた初期6社のうちの1社です。

※インベスコは、インベスコ・リミテッド並びにインベスコ・リミテッド子会社および関連会社からなる企業グループで、グローバルな運用力を提供している独立系資産運用会社です。

今こそ、世界株式に投資する意義

政府が資産倍増プランを進める中、2024年からNISA制度が拡充されることが決定されました。これを機に、資産運用についてあらためて考えるまたは見直す方々も多いのではないでしょうか。

こうした中、資産運用会社として、長期資産形成の重要性について発信していくことは重要だと考えており、この本では世界株式投資について詳しくお伝えしています。

日本に住むほとんどの人は、日本円を使って生活し、円建ての資産を中心に保有しています。しかし、デフレからインフレ時代に転換した2020年代、インベスコは資産形成について見直す重要性を伝えたいと思っています。

そこでぜひ注目していただきたい選択肢の1つが、世界株式への投資です。「世界」といっても、もちろん日本を含めて「世界」です。日本だけでなく、また米国や欧州など特定の地域に絞り込まず、様々な国・地域にリスクを分散しながら世界経済全体の成長による利益を取り込むことが長期的に安定した資産形成に役立つと考えています。

世界には、私たちの生活を支える数多くの企業が存在します。世界銀行のデータによると、その数は日本・米国・欧州などの先進国で2万1615社、さらにインドや中国などの新興国を含む全世界で4万3248社にものぼります(2019年時点)。

投資においては、“より広いフィールド=世界”から投資先企業を探した方が、有望な企業に投資できる機会が格段に増えます。特定の国・地域に絞るとその国・地域の経済や政治・社会情勢などに大きく左右される可能性も高まるため、リスク分散の観点からも投資の範囲を世界に広げることは有効な手段といえます。

さらに、株式を通じて企業に投資をするということは、私たちが資産形成のためのリターンを得ることだけを意味するのではありません。企業が発行する株式を通じて、投資先の企業が成長するために必要な資金を提供することも意味します。そして、私たちは投資した持ち分に応じて、配当などの利益(インカム・ゲイン)を受け取る権利を得て、購入した株式の売却による値上がり益(キャピタル・ゲイン)を獲得する機会も得ることになります。このように株式投資は、株式を通じて「企業に投資する」ことで社会・経済の発展に貢献する活動とみることもできます。

●世界株式への投資によるリターンはどれくらい? 第2回(「インデックス運用一択」ではもったいない!? アクティブ運用の重要度が高まるワケ)へ続く>>

***

インベスコ・アセット・マネジメント著『世界屈指の資産運用会社インベスコが明かす世界株式「王道」投資術』(KKベストセラーズ)

インベスコ・アセット・マネジメント

独立系資産運用会社インベスコの日本拠点。内外の公的年金・企業年金、事業法人、銀行や保険会社など機関投資家を対象に、株式や債券などの伝統的な投資戦略からオルタナティブなど非伝統的な投資戦略まで幅広い商品およびサービスを提供している。また、銀行・証券会社・保険会社などを通じて個人投資家向けの投資信託およびサービスも提供している。

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