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コスパ重視派におすすめ ニッセイ外国株式インデックスが人気の理由

Finasee / 2023年10月13日 18時0分

コスパ重視派におすすめ ニッセイ外国株式インデックスが人気の理由

Finasee(フィナシー)

先進国株式型インデックスファンドで最大

「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」(以下:ニッセイ外国株式インデックス)は人気銘柄の一つです。純資産総額は5500億円に到達しており、先進国株式型インデックスファンドでは最大です。

【先進国株式型インデックスファンド純資産総額上位3銘柄(DC専用を除く)】

   純資産総額   <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド  5500億円  eMAXIS Slim先進国株式インデックス 5262億円  たわらノーロード先進国株式 3723億円

※基準日:2023年10月5日
※参照指数はいずれもMSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み)

出所:投資信託協会 投信総合検索ライブラリー

【純資産総額と基準価額】

 出所:ニッセイアセットマネジメントより著者作成

ニッセイ外国株式インデックスはなぜ投資家に選ばれているのでしょうか。理由を探ってみましょう。

早い投入で需要の受け皿に

ニッセイ外国株式インデックスは2013年12月に運用を開始しました。同カテゴリーの主要銘柄よりも比較的早くスタートしたことがわかります。先んじて投入したことが投資家のニーズを早くからつかみ、現在の人気につながった可能性があります。

【主要な先進国株式型インデックスファンドの設定日】

   純資産総額  設定日 <購入・換金手数料なし>
 ニッセイ外国株式インデックスファンド 5500億円  2013年12月10日   eMAXIS Slim先進国株式インデックス 5262億円 2017年2月27日  たわらノーロード先進国株式 3723億円 2015年12月18日  SMTグローバル株式インデックス・オープン   1748億円 2008年1月9日

※基準日:2023年10月5日
※参照指数はいずれもMSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み)

出所:投資信託協会 投信総合検索ライブラリー

7度の引き下げで信託報酬0.1%未満へ

投入時期の早さだけでなく、運用コストの低さも人気を集める理由だと考えられます。

ニッセイ外国株式インデックスの信託報酬はこれまで7度引き下げられました。直近で0.09889%に達し、設定時(0.4095%)の4分の1以下に低下しています。0.1%未満の信託報酬は国内で最低水準です。

【信託報酬引き下げの履歴(税込み)】

出所:ニッセイアセットマネジメント 商品ニュースより著者作成

【信託報酬の単純平均(2022年末時点)】
・全ファンド:1.27%(5417本)
・インデックスファンド:0.42%(927本)
・先進国株式型インデックスファンド:0.46%(202本)
※運用期間5年超の銘柄に限る

出所:金融庁 国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析

インデックスファンドは比較的低いコストで運用できる点が強みで、投資家も期待するところでしょう。ニッセイ外国株式インデックスは積極的に信託報酬を切り下げたことで人気を集めたと考えられます。

コスト重視派におすすめ リスクには注意

ニッセイ外国株式インデックスは、先進国株式への投資リターンを比較的低いコストで取り出せる銘柄です。平均的なリターンを望む人、またコストを重視して銘柄を選びたい人に向いているでしょう。

ただしリスクには注意したいところです。株式は一般にリスクの高い資産で、先進国株式指数も過去には大きく値下がりしたことがあります。

【先進国株式指数の年次リターン】
・2018年:-10.19%
・2019年:27.96%
・2020年:10.80%
・2021年:38.34%
・2022年:-5.84%
・(参考)最大ドローダウン:-65.35%
※先進国株式指数=MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み)
※最大ドローダウンの期間:2007年7月13日~2009年3月6日

出所:MSCI ファクトシート

ニッセイ外国株式インデックスへの投資は、株式や為替のリスクを許容できる人が行うようにしましょう。

【<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド の概要】

 運用会社  ニッセイアセットマネジメント    設定日  2013年12月10日  信託期間  無期限  販売手数料(最大、税込み)    なし  信託報酬(税込み)  0.09889%  信託財産留保額  なし

 

執筆/若山卓也(フィナシー/Ma-Do 投資信託研究会)

Finasee編集部

金融事情・現場に精通するスタッフ陣が、目に見えない「金融」を見える化し、わかりやすく伝える記事を発信します。

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