「子どもが欲しい」年収2500万円・50代男性が婚活で大苦戦…直面した厳しい現実
Finasee / 2023年12月13日 11時0分
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Finasee(フィナシー)
結婚相談所の仕事を始めて24年。これまで数多くのカップルの成立に立ち会ってきました。中には劇的な結婚と呼べるケースもあり、今結婚や再婚で悩んでいる方でも「このような出会いがあるのか!」と思っていただけることでしょう。
今回は、つい最近、芸能人の方の結婚でも話題になった「年の差婚」の事例を紹介していきます。
佐藤さんの婚活開始は50代! なぜそのタイミングで?佐藤正さん(仮名)は現在62歳。初婚の男性です。会社経営をされていて、年収は2500万円。定期的にジムに通って体を鍛えていることもあり、精悍(せいかん)な雰囲気が漂う“イケオジ”です。この佐藤さんですが、お相手の方と出会って3カ月で結婚されました。しかも相手の女性はなんと36歳の再婚の方だったのです。
佐藤さんは見た目も精悍な“イケオジ”で年収2500万円ですから、「それは婚活もうまくいくに決まっている!」と思うかもしれません。でもそれほどスムーズにことが運んだわけではありません。結婚相談所を途中で変えたこともありました。
そもそも、なぜその年齢まで結婚にご縁がなかったのでしょうか?
佐藤さんは大学を卒業した後でお母さんが経営する不動産会社を手伝っていました。仕事は楽しく、プライベートよりも仕事を優先されていたのでしょう。仕事にまい進しているうちに、気づいたら50代になっていたそうです。
会社は順調ですし、佐藤さんの収入も多くなったので、後継者を意識するようになり、結婚願望が芽生えたとのことでした。また自分を育ててくれたお母さんへの親孝行という意味もあり、結婚をして孫の顔を見せたいと思ったのでしょう。ですが50代になってからの婚活だったので、少しタイミングが遅くなり、すてきな女性に会えないまま、ついにお母さんは亡くなられました。
次第に強くなった「わが子」への思い佐藤さんは、「もっと早く婚活を始めていれば……」と後悔したものの、自分の子どもが欲しい気持ちには変わりありません。だからこそ婚活を諦めませんでした。むしろ、お母さんを亡くしたことで、自分がこの世を去った後は、わが子に相続させたいと強く願うようになったのです。
初めに入会した結婚相談所では、子どもが産める年齢の女性を希望していたために、相談所の担当者には「そんなの無理ですよ!」と言われ、自分の年齢に合う女性を薦められたそうです。苛酷な現実に直面した佐藤さんは、「現状のままでは自分が希望する女性との結婚はできない」と思い、筆者が経営する結婚相談所に入会しました。
筆者の元では、これまで年の離れたカップルの誕生がしたことが何件もありますから、ぜひ佐藤さんにも希望をかなえて幸せになってほしいと思い、婚活の応援をスタートさせたのです。
ついに出会った理想の相手しばらくして現れたのが、いずれ結婚相手となる30代の清水春奈さん(仮名)。専門学校卒、個人事業主、そして美人。再婚を希望していて、お子さんがいる方でした。
婚活の現場では、事実として子どもがいる女性を敬遠する男性もいますが、佐藤さんは逆で、清水さんは願ってもない女性でした。なぜなら、出産の経験があるので、今後自分たちの子どもが生まれる可能性もあるのではないかと考えたからです。
気になるのは清水さんのお子さんですが、親権が元のご主人にあるため、佐藤さんと清水さんが結婚した後でも、相続の問題が発生する心配はありませんでした。
●ついに現れた理想の相手。2人の距離はどのようにして縮まったのか? 後編【62歳男性が本気の婚活で出会った「運命の女性」年の差婚をかなえた“最大の勝因”】で詳説します。
※プライバシー保護のため、内容を一部脚色しています。
佐竹 悦子/株式会社インフィニ青山予備校代表、婚活カウンセラー
素敵な方とのご縁をつなぐ結婚相談所インフィニ青山結婚予備校を運営し、成婚率№1・顧客満足度№1を獲得。24年以上、婚活最前線で3万人とカウンセリングを行い成婚に導く。著書に『佐竹悦子先生の「結婚力」養成講座』、メディア実績に『ノンストップ!』『The Japan Times』『週間ダイヤモンド』などがある。
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