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婚活で「結婚して!」と次々迫られる男性が、1人の女性を選んだ「最大の決め手」

Finasee / 2024年3月12日 11時0分

婚活で「結婚して!」と次々迫られる男性が、1人の女性を選んだ「最大の決め手」

Finasee(フィナシー)

<前編のあらすじ>

今回紹介する仲田敬一さん(仮名)は、銀行員として長年働いてきた離婚歴のある男性です。定年を迎えた後も継続雇用で仕事を続けています。

家事などは一通りできますが、「1人で料理をしても味気ない。やはりパートナーが欲しい」と寂しさを感じて、62歳で再婚を決意。筆者の運営する結婚相談所へ入会しました。

年齢のこともあり、入会当初こそ「相手がいるのでしょうか」と不安な面持ちでしたが、ひとたびお見合いをしてしまえば女性たちは敬一さんの魅力に気付き「もう一度会いたい」という声が後を絶ちません。

見た目はスマートで経済力があり、会話も上手。敬一さんは相当にモテる人だったのです。

●前編:【驚き! 60代男性が婚活開始直後にモテ期到来…プロが分析する「9つの理由」】

魅力を感じる女性はなかなか現れず……

彼は相手の良いところを見る特技があったので、「あの方は素朴ですてきだ」「この方は優しくて家庭的な方だ」などとよく女性を褒めていました。

女性側から「早く結婚して!」と迫られるといううれしい悲鳴をあげていましたが、結婚相談所は3カ月スパンで結果を出すというルールがあります。3カ月お付き合いをしても成婚につながらない場合は、その人とはそれ以上進めません。敬一さんも、3カ月お付き合いをするとお断りをしていました。

理由を敬一さんに聞くと「すてきな人なんだけれどね」と言葉を濁すばかり。つまり決め手に欠けるということでした。結婚を決めるための何かが足りなかったのです。

敬一さんが選んだ相手とは?

そんな敬一さんの前に50歳の会社経営者の会田すずさんが現れました。すてきな方でしたのですぐラブラブ交際に発展し、実はこの方と3カ月で結婚になりました。あれだけ結婚相手を決められなかった敬一さんでしたが、すずさんの“頼もしい言葉”で意思が固まったと言います。

「私が養うわよ! あなたが年を取っても私が面倒を見てあげる!」

つまり敬一さんは経済力のある人を選んだのです。資産や収入はありましたが、「自分の資産だけで100歳まで夫婦2人で優雅に暮らせるのか?」と将来への不安もあったのです。

すずさんは「私は70歳まで会社を続けるつもり。だから心配しないで!」と敬一さんに言ったそうです。2人には12歳年の差があったので、敬一さんが82歳まで彼女は現役で社長を続けるということです。

「お互いを支えられること」と「お金の価値観の一致」が決め手に

ここで大切なのは、すずさんは男性の年収を頼っていなかったということです。経営者という職業ですから、収入も多く長く続けられる仕事ではあります。少し特殊なケースでしょうし、もちろん年齢によっては仕事をするのが難しい人もいますが、男性も頼られるばかりでは不安になってしまうのです。

お金の価値観の面でも、すずさんは食事に行ってただ楽しく会話をしたり、時には旅行をしたりする暮らしを期待していました。

敬一さんは自分の「お金ではない部分」を求めてくれたことがうれしく、かつ、お金を使いたいポイントも一致していたことが結婚の決め手になりました。

お金は一生付き合っていくものですから、経済的に支えあえて、価値観が一致していることは、結婚の必須条件の1つと言えます。

※プライバシー保護のため、内容を一部脚色しています。

佐竹 悦子/株式会社インフィニ青山予備校代表、婚活カウンセラー

素敵な方とのご縁をつなぐ結婚相談所インフィニ青山結婚予備校を運営し、成婚率№1・顧客満足度№1を獲得。24年以上、婚活最前線で3万人とカウンセリングを行い成婚に導く。著書に『佐竹悦子先生の「結婚力」養成講座』、メディア実績に『ノンストップ!』『The Japan Times』『週間ダイヤモンド』などがある。

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