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あなたは持ち家? 賃貸?

Finasee / 2024年7月19日 11時30分

あなたは持ち家? 賃貸?

Finasee(フィナシー)

ミライ研では今年も、「住まいと資産形成に関する意識と実態調査」(2024年)という1万人規模の独自アンケート調査を実施しました。その結果をもとに、令和の“住まい”と住宅ローン事情(2024年)を公表しておりますが、その内容についてご紹介します。

持ち家率は年齢とともに上昇

まず、令和の“住まい”の形は、持ち家と賃貸のどちらが多いでしょうか。現在お住いの住宅について、持ち家(自己所有)、賃貸、その他(親世帯の住居(実家)に同居など)の3つの選択肢でお伺いしたところ、【図表1】の結果となりました。
全年代では、持ち家が45.6%、賃貸が37.6%、その他が16.8%という結果となりました。しかし年代別に確認してみると、20代では持ち家は15.6%ですが60代では74.8%と、年齢が上昇するにつれて持ち家率が上昇していることが分かりました。

【図表1】現在の居住形態*表内年代は、アンケート回答時の年齢
(出所)特に出所を示していない場合、三井住友トラスト・資産のミライ研究所「住まいと資産形成に関する意識と実態調査」(2024年)よりミライ研作成

また、持ち家の方に対して、住宅を購入された年齢についてお伺いしたところ、【図表2】の結果となりました。購入タイミングとして最も多いのが、30~34歳の時で20.5%、次が29歳以下の時で16.3%と、およそ3人に1人は34歳までに購入しているということが分かりました。加えて、4人に1人は相続・譲渡などで保有したので、「購入」はしていないと回答しました。

【図表2】購入時年齢

*回答者:持ち家保有者かつ自分または家族が居住・利用している人を集計 *回答者数:4,776
*5.0%未満はグラフ内表記省略

住宅は人生の中でも非常に大きな買い物の1つですが、購入するという決断に至った最も大きな理由は何でしょうか。一番選択された理由は、「自分の住宅を「保有」することが夢だったから」の16.4%、次いで「賃貸の家賃を払うなら、自分のものになったほうがいいから」の15.3%でした。
当然ながら、人間どこかには定住地が必要であり、その場所を自身で「保有」すること自体に一定の意義を見出していることが伺えます。

【図表3】住宅を購入した最も大きな理由

*回答者:図表2の回答者のうち「相続・譲渡などで保有したので、「購入」はしていない」を除く
*回答者数:3,589

次回は、住宅を購入する手段である「住宅ローン」について紐解いていきたいと思います。

令和の”住宅ローンスタイル”とは? に続く

三井住友トラスト・資産のミライ研究所

人生100年時代において、一人ひとりが将来を安心して過ごすための資産形成・資産活用のあり方を中立的な立場で調査・研究し発信することを目的として、2019年 三井住友信託銀行に設置された組織。

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