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起業家精神と協調の精神をもとに変革を起こし、投資の未来を形づくる DWS

Finasee / 2024年7月5日 14時0分

起業家精神と協調の精神をもとに変革を起こし、投資の未来を形づくる DWS

Finasee(フィナシー)

ドイツで投信運用残高トップシェア、DWSとはどんな会社?

DWSグループ(以下DWS)は1956年にドイツで設立されて以来、ヨーロッパを軸に、アメリカ、アジアを含めてグローバルに資産運用サービスを展開しています。特に本拠とするドイツにおいては、個人投資家からの預かり投資信託の運用資産残高シェアが第1位となっています。

日本ではドイチェ・アセット・マネジメント株式会社として、個人および機関投資家に向けて幅広い金融サービス・ソリューションを提供しています。DWSの世界全体の運用資産残高は約9,410億ユーロ(約153兆5,336億円※、2024年3月末時点)です。

運用面においては、長い経験を通じて積み上げてきた高度な運用能力に加え、アクティブ、パッシブ、オルタナティブを含む多種多様な資産クラスへの投資アクセスを提供しています。

足元で投資家の関心が高まっているオルタナティブ資産への投資では、代表的な不動産だけではなく、インフラストラクチャー(通信や輸送、送電などインフラ資産への投資 )やプライベートデット(銀行融資以外の資金調達方法 )などを含め、「お客さまの進化したニーズに応えうる優れたソリューションを提供しています」と広報の木内さん。

同社の投資ソリューションは、グローバル運用プラットフォームの管理の下で世界中の顧客に提供されています。また、DWSの最大株主であるドイツ銀行を含む外部のパートナーとも連携し展開しています。

※換算レート:1ユーロ=163.16円(億円未満四捨五入)              

歴史が培う3つのコアバリューを大切に

DWSの強みは主要なすべての資産クラスをカバーする運用体制であり、アクティブで60年以上、パッシブで20年以上、オルタナティブで50年以上という長年の運用実績があります。

本拠地とする欧州は、気候変動のような世界が直面している深刻な問題に対する取り組みにおいて他の地域に先行しています。DWSは2008年に国連の責任投資原則(PRI)に署名しました。気候変動の問題が進行する中でESG投資の普及と環境整備に尽力しています。

DWSでは受託者としての責任を重視し、顧客の最善の利益のために行動し、投資することを誓うその根幹を示す3つのコアバリューを掲げています。

お客さまへのコミットメント 
お客さまからの信頼は私たちの最大の資産の一つです。私たちはお客さまのために行動し、将来どのような状況になろうとも、お客さまが投資目標を達成できるよう、お客さまの利益を第一に考えた運用を行うことを約束します。私たちは、経済が堅調な時も困難な時も、優れた投資結果を提供するために日々努力します。

起業家精神
DWSは、多様な人材への継続的な投資を通じて変化をもたらすことを後押しし、創造性豊かな長期的思考を育んでいます。DWSは起業家精神を重視し、従業員が自分たちの視点を共有する機会を設け、その声に耳を傾けます。お客さまに貢献するという共通の目標のために、常に現状に疑問を持ち、迅速かつ思慮深い決断を下し、物事の進め方を簡素化し、完璧になるように努めます。

持続可能な行動
ESGのテーマは、ビジネス、社会、そして地球を急速に変化させています。どのような変化にもリスクが伴う中、投資には新たな機会もあります。私たちは企業として、またお客さまから信頼される投資アドバイザーとして、より持続可能な未来への移行を支援するという重要な役割を担っています。                        

なお、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)に沿った取り組みとして、「気候変動」と「社会正義」への対応をサポートすることを主なポイントとして企業の社会的責任を果たしていくことを志向しています。その活動例には以下が挙げられます。

①    海洋保護のために活動する「Healthy Seas(ヘルシー・シーズ)」を2019年からサポート。プラスチック製の魚網やロープなどのゴミなどは「ゴーストネット」と呼ばれ、自然に分解されず幽霊のように海中や海底をさまよい、海の生態系に甚大な影響を与えています。ヘルシー・シーズはゴーストネットをなくすことなどを目的として活動しています。

②    日本を含む世界の拠点でゴミ拾いなどの清掃活動を行い、環境にやさしい社会の実現に貢献しています。

③    ドイツを含むさまざまな拠点で食糧不足に苦しむ人々への継続的な支援を実施しています。                

伝統的資産のみならずオルタナティブ運用にも注力

DWSは多岐にわたる投資分野において総合的な資産運用ソリューションを提供する運用会社として世界的に知られています。市場に対する独自の視点とリスク管理に対する規律あるアプローチによって、品質、革新性、誠実さ、起業家精神を重視して資産運用サービスを提供しています。

「株式や債券などの伝統的資産のみならず、オルタナティブ運用における深い専門知識を有し、社内の緊密な連携によってマルチアセット商品およびソリューションの提供を可能としています」と木内さんは自信を込めます。

世界の主要な金融センターに拠点を有し、他の資産運用会社とは一線を画する欧州のプレーヤーとして、独自の視点で市場を分析。あらゆる地域でトレンドの芽を見極め、投資機会を特定し、リスクを予測することによって、優れた運用パフォーマンスの実現を目指しています。

エコノミスト、リサーチアナリスト、運用プロフェッショナルが有する専門性と現地に根ざした調査は、DWSのグローバル投資見通しである 「CIOビュー」に集約、運用アプローチの戦略的指針となっています。

個人投資家向けに長期積立分散投資を指南

ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社は1985年にビジネスを開始し、2025年に設立40周年を迎えます。DWSグループの日本における拠点として、投資信託ビジネス・機関投資家向け運用ソリューションの提供における長年の経験、ノウハウおよび実績を有します。

グローバルな運用体制と独自の洞察力を駆使し、日本の顧客にアクティブ、パッシブ、オルタナティブの主要な資産クラスをカバーする多岐にわたる商品を提供。投資家の長期的な資産形成に資することを目指し、2017年12月にいち早くつみたてNISA向けの投資信託を設定しました。「今後も顧客の先を見据え、質の高いサービスを提供するとともに、日本市場の資産運用ニーズに的確に応えることを目指しています」と木内さんは力を込めます。

DWSのビジネス戦略は、「Growth(グロース)」、「Value(バリュー)」、「Build(ビルド)」そして「Reduce(リデュース)」という4つの要素で構成。同社の有する専門性と市場の成長見通しに沿うように決定されたものです。

グロース…成長機会として特にオルタナティブ投資とパッシブのインデックスファンドを注力分野に

バリュー…成熟市場であるアクティブ運用、特に株式と債券での優位的なポジション維持を目指します。規模の拡大を目指し、マルチアセット・ソリューションの提供にも注力

ビルド…デジタル資産およびブロックチェーン技術分野における金融および資産運用サービスの革新者であるGalaxy Digital Holdings Ltd.との戦略的提携を締結

リデュース…組織の効率化を目指し、社内リソースの再配分などを実施

DWSでは既存のパートナーシップに加えて、市場シェア拡大のために新たな販売チャネルの獲得に向けた取り組みを進めています。また本国のドイツにおいてはこれまでの実績と確固たる顧客基盤に基づき、「今後も資産運用業界のリーダーとしての地位を維持することを目指しています」と木内さんは力を込めます。

Finasee編集部

「インベストメント・チェーンの高度化を促し、Financial Well-Beingの実現に貢献」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAやiDeCo、企業型DCといった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。

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