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持続可能な世界の発展のため顧客とともに歩み続ける HSBCアセットマネジメント

Finasee / 2024年7月30日 10時0分

持続可能な世界の発展のため顧客とともに歩み続ける HSBCアセットマネジメント

Finasee(フィナシー)

グループの母体は香港上海銀行、HSBCアセットマネジメントとはどんな会社?

HSBCアセットマネジメントは、世界有数の金融グループであるHSBCグループの資産運用部門の総称です。グローバルな専門知識を活用し、世界20超の国・地域の運用拠点を通じ、個人投資家および機関投資家向けに株式、債券、マルチアセット、オルタナティブなどさまざまな資産クラスの運用を提供しています。2024年3月末現在で世界中の顧客のために約7,120億米ドルの資産を運用しています。

HSBCとは、H(Hong Kong)、S(Shanghai)、B(Banking)、C(Corporation)の略称で、HSBCグループの母体である「香港上海銀行」のことです。1865年にヨーロッパ-アジア間貿易のための資金供給を目的に設立され、150年以上の歴史を有します。

日本進出は150年以上前、幕末からインフラ整備に貢献
明治期の横浜支店

日本では、明治維新直前の1866年(慶応2年)にビジネスを開始し、国際的な金融機関として、日本の近代化に貢献しました。20世紀初頭には、鉄道、港湾、水道などのインフラ建設を目的とした多くの大型融資に参画しました。

現在、HSBCグループの持株会社であるHSBCホールディングスplcは英国・ロンドンに本部を置き、世界有数の国際金融サービスグループに成長しています。

1927年、昭和天皇から香港上海銀行ロンドン支店長ニュートン・スタッブ卿に授与された瑞宝章の賞状専門知識を駆使して先進国市場と新興国市場をつなぐ

パーパスは、グローバル拠点の現地の専門性をもとに機会の世界を切り開くこと。専門知識を駆使して先進国市場と新興国市場をつなぎ、投資家と投資アドバイザーに持続可能な投資機会の提供を通じて、顧客の目標達成をサポートし、信頼される資産運用会社になることがビジョンです。

前進と成長を育む人材、アイデア、資本を結集し、顧客、従業員、投資家、地域社会全員が共有する地球のために、よりよい世界の創造に貢献することを目指しているのです。

最善の投資機会を把握できる体制を構築

現在、660人を超える運用の専門家が20超の国・地域で活躍しています。各運用担当者はそれぞれの地域において詳細な調査活動を行い、グローバルで情報を共有。

「本来の意味で“グローバル”な組織であり、最善の投資機会が世界のどこに存在していたとしても、それらを把握できる体制を構築しています。また、各地域に拠点を持つ当社の世界的なネットワークにより、各市場や企業に関する深い洞察力を得ることができます」(HSBCアセットマネジメント営業企画本部)。

重点を置いているのはインド、中国等の新興国と先進国をコネクトすること。アジアおよび新興国市場での高いプレゼンスを活かし、新興国市場での情報へのアクセス、リスクの評価や投資機会の特定が容易になり、世界中の顧客によりタイムリーで適切な投資機会の提供を可能としています。

新興国ファンドに加えてマルチアセットにも注力

HSBCアセットマネジメント株式会社はHSBCアセットマネジメントの日本拠点として1985年に設立されました。1998年に証券投資信託委託業の認可を得て以来、HSBCアセットマネジメントのさまざまな運用商品、運用戦略を日本の個人投資家および機関投資家に提供しています。

従来、インド、ブラジル等の新興国に投資するファンドの提供に運用能力と競争力を発揮してきた同社ですが、加えて近年はマルチアセット商品にも注力しています。また、近年の低金利環境下で「持ち切り型」と呼ばれる、より低いリスクで一定のリターンの獲得を目指す債券ファンドも人気を博しているそうです。

内外の金利環境や経済動向次第で顧客の要望や商品性が変化すると考えている同社。今後も引き続き前述の運用戦略を主軸に、投資環境や顧客ニーズの変化に合わせた商品を提案できるよう開発に注力していくとしています。

持続可能な未来へ顧客と協働

気候変動が経済、社会、物理的環境に与える影響と財政的コストが高まるなか、持続可能な世界の発展に投資する顧客への支援がこれまで以上に重要になっています。

同社では気候ソリューション、持続可能なインフラ、気候技術、再生可能エネルギー、自然資本への投資能力を強化し続けることで、顧客が確信をもってこれらの移行技術に投資できるように支援しています。ニーズに応じて、持続可能な未来への移行プロセスの一環として広範なリソースと専門知識を構築するために顧客と協働して取り組んでいるのです。

ダイバーシティ(多様性)・エクイティ(公平性)とインクルージョン(包括性)(DE&I)は、同社の企業カルチャーの一部であり、ビジネスの将来に欠かせないものとなっています。DE&Iの認識を高め、リーダーシップの行動規範を改善する、マイノリティ・グループおよび女性の管理職比率を高める、DE&Iテーマ商品を創出するなど、DE&Iの取り組みを達成するために多様な目標を掲げています。

Finasee編集部

「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。

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