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REIT部門最優秀ファンド「フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド」ホームランではなくヒットの蓄積でリターンを狙う

Finasee / 2024年8月15日 16時0分

REIT部門最優秀ファンド「フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド」ホームランではなくヒットの蓄積でリターンを狙う

Finasee(フィナシー)

「モーニングスター・アワード」は世界24市場で実施されている、評価会社が実施する格式あるアワードです。5部門が選出される「部門別ファンド・アワード」では、それぞれに最優秀賞1本、優秀賞2本のファンドが毎年選ばれます。

今回はREIT部門で最優秀ファンドに選ばれた「フィデリティ・Jリート・アクティブ・ファンド」の運用会社であるフィデリティ投信で、本ファンドの運用を担当するポートフォリオ・マネージャーの村井晶彦氏に、ファンドの特徴や受賞の理由を聞きました。

徹底的な調査と分析、あらゆるシナリオを勘案して運用

当ファンドの基本戦略は、下記の通りです。
・個別銘柄のバリュエーション(企業価値評価)を徹底的に分析
本源的価値と比較して割安と判断される銘柄を中心にポートフォリオを構築する

この基本戦略を踏まえつつ、マーケットイベントに関するあらゆるシナリオを想定し、各シナリオが実現した場合にポートフォリオが受ける影響を考慮しながら、運用を行っています。

特に、市場にある程度織り込まれているであろうメインシナリオが実現しなかった場合や、市場であまり想定されていない別のシナリオが実現する可能性なども勘案し、運用に反映しています。

運用担当者の研鑽×グローバルに擁するプロの知見で実現

当社では、政治・経済・金融市場に関連して起き得るさまざまな事象について多角的な視点で分析を行い、想定されるシナリオの確度や市場インパクトを踏まえた上で、常に最適なポートフォリオを維持できるように注力しています。

こうした調査・分析の過程では、運用担当者が日々研鑽を重ねているのはもちろんのこと、フィデリティがグローバルに擁する豊富な金融プロフェッショナルの知見を活かすことで、バリュエーション指標を柱とした投資判断を通じて、機動的に売買することが可能となっています。

運用担当者は、特定のホームラン銘柄を狙うのではなく、バリュエーション分析に基づいて銘柄の入れ替えや組入れ銘柄のトレードをこまめに行い、あらゆる銘柄からヒットを積み重ねてパフォーマンスを上げていくという考え方を重視しており、こうした戦略も、相場の方向性や物色動向にとらわれず、安定的にリターンを積み上げることに貢献したと認識しています。

Jリート市場との関係性としては、過去の市場下落局面において優れた下値抵抗力を発揮し、良好なパフォーマンスを創出してきました。

今回の受賞は、これらを総合的に評価いただいた結果と受け止めています。

周囲に流されず、投資価値の高い銘柄を選別し続ける

2012年の当ファンドの運用開始以来、過去にとらわれることなく日々最適なポートフォリオを構築しようとしてきたことが、結果として長期的にも良好なパフォーマンスにつながったと考えています。

今後もこれまで同様に、周囲に流されず、社会・経済、そしてそれらが個別銘柄に与える影響を冷静に俯瞰することによって投資価値の高い銘柄を選別し、投資家の皆さまにご満足いただける結果を生み出せるよう、日々精進してまいります。

finasee Pro 編集部

「Finasee」の姉妹メディア「Finasee PRO」は、銀行や証券会社といった金融機関でリテールビジネスに携わるプロフェッショナルに向けたオンライン・コミュニティメディアです。金融行政をめぐる最新動向をはじめ、金融機関のプロフェッショナルにとって役立つ多様なコンテンツを日々配信。投資家の皆さんにも有益な記事を選りすぐり、「Finasee」にも配信中です。

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