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不動産価格上昇は続く?  売り時意識は根強い一方で買い時からは遠のく傾向

Finasee / 2024年8月6日 13時0分

不動産価格上昇は続く?  売り時意識は根強い一方で買い時からは遠のく傾向

Finasee(フィナシー)

売り時意識は依然として高く約8割に

現在の不動産市況について「売り時だと思う」「どちらかと言えば売り時だと思う」と回答した人は合計で79.8%に達し、依然として売り時意識が強いことがわかりました。

 

売り時だと思う理由としては、「不動産価格が上がったため」が75.6%と最も多く、次いで「今なら好条件での売却が期待できるため」が57.2%と、前年の調査と比較して7ポイント増加しました。

 買い時意識は低下傾向に 「住宅ローン金利上昇」を懸念する声も

一方、「買い時だと思う」「どちらかと言えば買い時だと思う」と回答した人は合計で32.8%にとどまり、前年の調査と比較して3.5ポイント減少しました。

  

買い時だと思う理由としては、「住宅ローンの金利が低水準」が56.3%と最も多く挙げられましたが、前年の調査結果と比べると4.5ポイントの上昇にとどまりました。

また、「今後、住宅ローンの金利が上がると思われる」と回答した人は48.2%にのぼり、前年の調査結果と比べると4.5ポイント増加しました。住宅ローン金利の上昇を懸念して、買い時を逃してしまう可能性も考えられます。

今回の調査結果から、不動産市場は売主優位の状況が続いていることがうかがえます。住宅購入を検討している人は、今後の金利動向や不動産価格、自身のライフプランなどを総合的に判断し、慎重に検討を進める必要がありそうです。

 

【調査概要】

調査名称  :   不動産情報サイト「ノムコム」住宅購入に関する意識調査(第27回)

調査時期  :   2024年7月1日(月)~7月14日(日)

調査対象  :  「ノムコム」会員※(会員数:219,874人 ※2024年6月時点)

 ※不動産購入検討者を中心とした不動産情報サイト「ノムコム」の会員

有効回答数 :  2,043人

調査方法  :   インターネット上でのアンケート回答

 

Finasee編集部

「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。

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