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「年間5万ポイント以上」貯めるヘビーユーザーも意外と多い! クレジットカード利用者のリアル

Finasee / 2024年8月22日 18時0分

「年間5万ポイント以上」貯めるヘビーユーザーも意外と多い! クレジットカード利用者のリアル

Finasee(フィナシー)

今やポイント還元が最大の魅力となったクレジットカード

クレジットカードは多くの会社から発行されており、どれを選ぶべきか悩むところ。みなさんは選ぶ際に何を重視しているのでしょうか。調査はメディア運営を行う株式会社ゼロアクセルがクレジットカードの利用経験がある10代〜60代の男女441人に「クレジットカードを選ぶときの重要ポイント」を質問。

結果、「年会費の安さ」と回答した人が45.3%と最多。年会費は1年間クレジットカードを使うためにカード会社に支払う利用料金。後述するクレジットカードのランクによって年会費も上がることが多いですが、もちろん年会費無料のカードでもクレジットカードとして使う上で何ら支障はありません。

次いで「ポイントの貯まりやすさ」が25.2%。クレジットカードの利用額に応じてポイントを獲得できるところが多く、貯まったポイントはカード会社が用意した商品や他社ポイントなどと交換可能なことも。利用額に対して獲得できるポイントの割合をポイント還元率といい、0.5%程度が一般的ですが、1%を大幅に超える高還元率のカードもあるようです。

もともと現金が足りなくても後払いや分割払いで買い物ができるという利便性から普及してきたクレジットカードですが、最近はポイント還元に魅力を感じる人も多いよう。調査結果でもクレジットカードのメリットとして「支払いが簡単」「手持ちがなくても買い物できる」を抑えて「ポイントが貯まる」と回答した人が最多でした。

出所:株式会社ゼロアクセル 「カードローン会社に関するアンケート調査」

 

4人に1人が年間1万ポイント以上獲得

クレジットカードでポイ活という人もいると思いますが、実際みなさん1年間でどれくらいのポイントを貯めているのでしょうか。調査結果では、「1000未満」と回答した人が13.6%で最多。次いで「1000~3000未満」が13.1%、「3000~5000未満」が12.6%と続きます。「5,000~10,000未満」「10,000~15,000未満」と回答した人もそれぞれ1割以上いるので、ばらけた結果に。ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広くクレジットカードが使われていることがわかります。

そんななか獲得ポイントが「50000以上」という人も3.5%存在。1%のポイント還元率で単純計算すると1年間で500万円以上の利用額になるので、高額な買い物をした可能性も。またカード会社が指定する店舗で買い物をするなど条件を満たすとポイント還元率が上がる場合もあるので、そのあたりも上手に活用しているのかもしれませんね。

出所:株式会社ゼロアクセル 「カードローン会社に関するアンケート調査」 意外とたくさん持っている? 「5枚以上」カード保有者が最多

クレジットカードを何枚も持っている人も少なくありません。クレジットカードにはVISAやJCBなど国際ブランドがありますが、店舗によって使えないブランドもあるので、複数枚持つことでより多くの店舗で利用可能に。またクレジットカードによって特典や優待が違うので、複数枚持つことで多様なサービスが受けられることも。さらに万が一クレジットカードを紛失した場合でも、複数枚持っていれば再発行までの間は別のクレジットカードを代わりに使うことができます。

このように複数枚持つことのメリットはいろいろありますが、実際みなさん何枚のクレジットカードを持っているのでしょうか。調査結果では「5枚以上」と回答した人が27.0%で最多。選択肢としては一番多い枚数で、みなさん意外とたくさん持っているようです。次いで「3枚」が23.9%、「2枚」が22.2%と続き、複数枚持つ人が8割以上という結果に。

出所:株式会社ゼロアクセル 「カードローン会社に関するアンケート調査」

 

噂の「ブラックカード」所有者も 気になるカードのランク

クレジットカードにはランクがあり、「一般カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」の4種類が一般的。ブラックカードを発行しているカード会社は限られるので、プラチナカードが最上位のところも。ランクが上がるほど審査基準が厳しく、年会費も高いことが多いですが、一方で利用限度額が上がり、ポイント還元や特典・優待などが充実する傾向から、人によっては逆に年会費を払ったほうがお得な場合も。高ランクのカードを持つことによる社会的なステータスも期待できそうです。

実際みなさんどのランクのカードを持っているのでしょうか。調査結果では、「一般カード」と回答した人が71.5%と最多。「ゴールドカード」が23.8%、「プラチナカード」が3.6%と続き、なんと「ブラックカード」と回答した人も1.0%存在。

ランクの違いは年会費にもあらわれ、調査結果では、年会費が「無料」と回答した人は64.4%。次いで「1000円~2000円未満」「10000円~30000円未満」が9.0%。なかにはおそらくプラチナカードやブラックカード所有者と思われる年会費「50000円以上」という人も。

出所:株式会社ゼロアクセル 「カードローン会社に関するアンケート調査」20代でクレジットカードを作る人が7割

クレジットカードは満18歳以上で高校を卒業していれば学生でも作ることができます。みなさんが初めてクレジットカードを作ったのは何歳のときでしょうか。調査結果では「20歳~22歳」「23歳~25歳」と回答した人がともに26.9%と最多。7割の人が20代のうちにクレジットカードを作っているようです。

出所:株式会社ゼロアクセル 「カードローン会社に関するアンケート調査」

初めてクレジットカードを作る時に気になるのが職業や年収などの審査。学生だと年収欄をどう書けばいいのか迷うところ。アルバイトを行っている場合は収入に入れられますが、仕送りや奨学金は対象外なので注意が必要です。

調査結果では、初めてクレジットカードを作った時の職業では「正社員」と回答した人が67.9%と最多。次いで「学生」が8.2%。また年収では「200万円~300万円未満」と回答した人が16.9%と最多。次いで「300万円~400万円未満」が13.1%でした。なかには「無職」や「収入なし」でクレジットカードを作ったという人も。
クレジットカードのリアルな利用実態を知ることで、ご自身の利用の仕方を見直してみるきっかけになるかもしれません。

出所:株式会社ゼロアクセル 「カードローン会社に関するアンケート調査」

調査概要
調査主体:株式会社ゼロアクセル
調査名:クレジットカード利用に関する実態調査
調査対象:クレジットカードの利用経験がある10代〜60代
調査対象者数:441人(男性300人・女性141人)
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2021年12月10日〜2021年12月14日
調査対象地域:日本

Finasee編集部

「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。

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