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短期的な騰落は横目で“チラ見”でOK! 投資で苦しい時の「乗り切り方」とは?

Finasee / 2024年9月10日 12時0分

短期的な騰落は横目で“チラ見”でOK! 投資で苦しい時の「乗り切り方」とは?<br />

Finasee(フィナシー)

「新NISAで始めた投資信託が下がって不安」というあなたへ

新NISAの「つみたて投資枠」につみたて投資している分については「継続」こそが成功の秘訣です。投資信託の基準価額が下がった時は、同じ金額でたくさんの口数が買える絶好の買い場(バーゲンセール)と考えることができます。

中には「成長投資枠」で色気を出して、個別株やよく分からないファンドを買って値下がりしてしまい、今後どうなるか不安な方もいらっしゃると思います。暴落後、資産クラス(国内株式、外国債券など、投資対象となる資産の種類)は戻ってくることが期待できますが、個別株等については何とも言えません。長期投資に適したつみたて投資枠の商品と同じ商品で、成長投資枠も投資することをおすすめします(事実、私もそうしています)。

外野に惑わされない「自分の投資スタイル」を持つヒント

投資で苦しいときには、自分が投資を始めるときに読んだ本、投資の古典的名著を何度も読み返す習慣を身につけると、自分の投資スタイルの確立に大いに役立ちます。

なんとなく投資を始めてしまい、自分の中に立ち返る場所、よって立つ場所がない場合は、投資の継続は難しくなります。長期投資の旅の先は長いです。いまからでも、自分のよって立つ本を見つけ、投資スタイルを確立しましょう。

なお、相場の騰落を煽(あお)って大騒ぎすることで収益増加を目指せるX(旧Twitter)やYouTubeなどのSNSは、よって立つ場所としておすすめしません。一生付き合えるきちんとした本を一冊、手元に置いていつでも読めるようにしておきましょう(もちろん電子書籍でも可)。

資産運用とは「売買」ではなく「保有」、長期的視野でゆったり構えて

資産運用とは「売買」することではなく、資産を「保有」していることです。新NISAの非課税期間は「無期限」。短期的な相場の騰落は横目で“チラ見”する程度にして、長期的視野でゆったり構えて「長期・分散・低コスト」の投資を継続していきましょう。

ブロガー 水瀬 ケンイチ氏 

 

1973年、東京都生まれ。都内IT企業会社員にして下町の個人投資家。2005年よりブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)」を執筆、現在ではインデックス投資家のバイブル的ブログに。日本経済新聞やマネー誌などに数多く取り上げられる。
 

Finasee編集部

「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。

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