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街の幸福度&住みたい街ランキング首都圏版が発表!皇族御用邸のある“あの街”が大人気のワケは

Finasee / 2024年9月27日 13時0分

街の幸福度&住みたい街ランキング首都圏版が発表!皇族御用邸のある“あの街”が大人気のワケは

Finasee(フィナシー)

「幸福度ランキング」1位は、リゾート感あふれる海辺の街! 

まずは「街の幸福度ランキング」(自治体)をチェック。大東建託株式会社が調査したところ、結果は以下のとおりとなりました。

出所:大東建託株式会社「いい部屋ネット『街の幸福度 & 住み続けたい街ランキング2024<首都圏版>』(街の住みここちランキング特別集計)発表」

1位は昨年に続き、神奈川・三浦郡葉山町です。

湘南エリアにある葉山町は、海と山に囲まれた自然豊かな街。約4kmに及ぶ海岸は砂浜と岩礁が美しく、海沿いには皇族の別荘である「葉山御用邸」も。天気の良い日は、富士山を望みながら散策が楽しめます。

その一方で、東京まで約1時間と交通も便利。自然の美しさと利便性、そのバランスの良さが、幸福感を高める大きな要素と言えそうです。

2位は東京・港区です。葉山町とは対照的に“都市ならではの魅力”が大きな影響を与えていると推測されます。

六本木や麻布十番、芝公園、白金、白金台など、高級住宅街が点在する港区。2023年開業の麻布台ヒルズをはじめ大型複合施設が多く、サントリーホールや国立新美術館といった文化施設も。公共交通機関が充実しており、食やショッピング、音楽鑑賞や美術館巡りなどを、手軽に楽しむことができます。

3位は、4年連続で東京・中央区です。港区と同じく、都市型の魅力が詰まっていることが、人気の秘密と言えそうです。

さらに近年では、勝どきや晴海などの湾岸エリアで、大規模な再開発が進行中。新しい居住環境が整い生活インフラも充実することで、ますます幸福度を感じる人が増えそうです。

ちなみに、昨年から一気にランクアップしたのが、神奈川・鎌倉市(14位→8位)です。

元から人気のあった鎌倉市ですが、コロナ禍で各企業でのリモートワーク導入が進んだことなども影響してか、移住者は増加傾向にあります。直近5年間で、2000人以上が転入しています。こうした動きが魅力の再発見につながり、順位の急上昇につながったのかもしれません。

「住み続けたい街ランキング」も、“海辺”強し! 

続いて「住み続けたい街ランキング」(自治体)を見てみましょう。

出所:大東建託株式会社「いい部屋ネット『街の幸福度 & 住み続けたい街ランキング2024<首都圏版>』(街の住みここちランキング特別集計)発表」

トップ2は、「街の幸福度ランキング」(自治体)でも登場した顔ぶれ。1位は神奈川・三浦郡葉山町、神奈川・鎌倉市でした。幸福度の高さが、「住み続けたい」という気持ちにつながっているのが見て取れます。

3位は、千葉・印西(いんざい)市でした。千葉ニュータウンの中心に位置する印西市は、東京へのアクセスの良さから住宅都市として成長。子育て支援の手厚さでも知られています。

例えば、ホームヘルパーを派遣して産後育児をサポート。2024年9月からは、市立小中学校において給食が無償化されました。子育て世帯にとって、長く安心して住める街と言えそうです。

大きく順位を上げたのが、神奈川・足柄上郡開成町(17位→5位)です。

開成町は、1955年に町が誕生して以来ずっと人口が増加。最新データの人口増加率7.7%(2015年~2020年)は、県内市町村で1位を誇ります。

「田舎モダン」を掲げる開成町は、自然と人の暮らしが溶け合う街。田畑沿いに約5000株ものあじさいが植えられ、初夏には早苗の緑とあじさいの彩りが、美しい光景を生み出します。

前述の印西市と同じく、子育て世帯にやさしいのも開成町の魅力。面積6.55k㎡というコンパクトな街の中に、大小合わせて50以上の公園が。家の近くで遊べるのは、ファミリー層にとってうれしいポイントと言えそうです。

ピンポイントに「駅」で見てみると……

「駅」に絞ると、どの駅周辺がランクインしたのでしょうか。「街の幸福度ランキング」(駅)は、次のとおりです。

出所:大東建託株式会社「いい部屋ネット『街の幸福度 & 住み続けたい街ランキング2024<首都圏版>』(街の住みここちランキング特別集計)発表」

1位は、JR成田線「小林」駅(千葉)です。小林駅は、「街の幸福度ランキング」(自治体)で3位だった印西市内の駅。なんと「初登場1位」という快挙を成し遂げました。

また、5位の小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅(神奈川)も、初登場でトップ5入りを果たしました。

最後は「住み続けたい街ランキング」(駅)です。

出所:大東建託株式会社「いい部屋ネット『街の幸福度 & 住み続けたい街ランキング2024<首都圏版>』(街の住みここちランキング特別集計)発表」

1位は、2年連続で東急東横線「代官山」駅(東京)でした。2位のJR相模線「北茅ケ崎」駅(神奈川)と5位の小田急線「東北沢」駅(東京)は、初登場でトップ5入りです。

ランキングには“常連”も並びますが、 一方で“初登場でトップ5入り”の街もありました。街の人気を測る指標の一つとして、今後の動向に要注目です。

《調査概要》 街の幸福度 & 住み続けたい街ランキング2024

■調査形態
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
■調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗 健(フェロー)、調査票配布回収:株式会社マクロミル

Finasee編集部

「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。

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