【40代】みんなの年収ランキング! 平均はいくら? ボーナスがある人はどのくらい? 気になる貯蓄事情も
Finasee / 2024年11月6日 12時0分
Finasee(フィナシー)
40代の平均年収は555万円(税引後)
年収ランキングは「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(金融広報中央委員会) ※が参考になります。
※家計の金融行動に関する世論調査2023年(二人以上世帯、単身世帯、総世帯の各調査)
出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※実数1376)1位 500~750万円未満 30.7%
2位 300~500万円未満 23.3%
3位 300万円未満 20.3%
4位 750~1000万円未満 11.6%
40代の年収は「500~750万円未満」(年間手取り収入、税引後)が約3割でトップ。2位「300~500万円未満」、3位「300万円未満」がともに約2割でした。30代の1位は「300~500万円未満」でしたので、40代はワンランクアップしているようです。
平均値は555万円、中央値※は500万円でした。30代と比較すると平均値も中央値も100万円ほど多い結果でした。注意点は税引き後の年間手取り額であることです。
※数値データを並べた時に中央に来る値のこと
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40代の貯蓄事情は? 単身と家族ありで違いも貯蓄事情も気になります。収入からどの程度、貯蓄に回しているのかを単身者と二人以上世帯で見ていきましょう。
出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数193)1位 貯蓄しなかった 35.2%
2位 10~15%未満 13.5%
3位 35%以上 12.4%
4位 20~25%未満 11.9%
5位 5~10%未満 8.8%
40代単身者は収入(臨時収入含む)から「貯蓄しなかった」人が約35%とトップでした。逆に残りの約65%の人は貯蓄したということで、2位以下は「10~15%未満」、「35%以上」、「20~25%未満」貯蓄した人が約1割ずつ続きました。平均は14%となっており、単身の全世代平均13%並みです。
家族が増えると何かと物入り、貯蓄に回す割合は少ない傾向に出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数770)
1位 貯蓄しなかった 24.8%
2位 10~15%未満 22.1%
3位 5~10%未満 15.6%
4位 20~25%未満 11.0%
5位 5%未満 8.3%
40代が世帯主の二人以上世帯の1位は「貯蓄しなかった」が約25%でした。単身世帯では3位だった「35%以上」が、二人以上世帯では6位に後退、貯蓄に回す割合は少ない傾向に。
ローンなどの支払いや日々の生活費に回す割合が多くなっているのでしょう。とは言え、4分の3近い世帯でいくらかは貯蓄している様子が伺えます。
40代の二人以上世帯が貯蓄に回す割合は平均12%で、二人以上世帯の全世代平均11%並みでした。
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40代の半数はボーナスありところでボーナス(臨時収入)自体、あったのでしょうか。
※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数193)臨時収入等がなかった 46.1%
臨時収入等があった 53.9%
40代単身者では「臨時収入等があった」人と「なかった」人が半々。単身者の全世代平均では臨時収入等があった人が約4割でしたので、上回る結果となりました。
20代、30代も同傾向にあり、世代が若いほどボーナスがある人が多いという調査結果が出ています。
※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数770)臨時収入等がなかった 26.0%
臨時収入等があった 74.0%
40代が世帯主の二人上世帯では、4人に3人が「臨時収入等があった」との回答でした。40代は何かと物入りな時期ですので、ボーナスなどの臨時収入をローンの支払いに充てたり家電などの買い替えに使ったりといった家庭も多そうです。
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ボーナスは貯蓄した? 結果は二極化臨時収入があった40代の人はどのくらい貯蓄をしたのでしょうか。
出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数193)1位 貯蓄しなかった 15.5%
2位 60%以上 13.0%
3位 20~30%未満 6.7%
4位 50~60%以上 6.2%
40代単身者で臨時収入等があった人のうち、「貯蓄しなかった」人が約15%、続いて「60%以上」貯蓄した人が13%と、正反対の回答が2トップを占めました。とは言え、臨時収入等があった人のうち約85%はいくらかは貯蓄に回していることになります。二人以上世帯ではどうでしょうか。
出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数770)1位 貯蓄しなかった 24.9%
2位 60%以上 13.1%
3位 10~20%未満 9.2%
4位 10%未満 9.1%
二人以上世帯では「貯蓄しなかった」が約25%とトップ。2位は「60%以上」約13%、以下は「10~20%未満」、「10%未満」と続きました。単身者と比較して、貯蓄に回せる割合は少ないという結果でした。
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40代、今までとこれからの自分を信じて進もう40代は20代、30代とともにボーナスが支給された人の方が多く、そのうち大多数の人が多寡はあれども貯蓄に回していることが分かりました。
将来への漠然とした不安がある場合、当面の生活費を確保した上で、貯蓄から投資へと資産を増やす工夫に取り組んでみてもよいかもしれません。
<調査概要> 調査名/「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(金融広報中央委員会) 調査時期/令和5年6月23日~7月5日 調査対象/単身世帯:全国2,500世帯(20歳以上80歳未満で単身で世帯を構成する者)、二人以上世帯:全国5,000世帯(世帯主が20歳以上80歳未満で、かつ世帯員が2名以上)、総世帯:令和3年調査より二人以上世帯、単身世帯の調査方法が同一となったことから両調査の計数を合算する形で作成を開始した参考計表 調査方式/インターネットモニター調査
Finasee編集部
「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。
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