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【中古住宅を買いたい人必読】「中古物件購入時に注意すべきこと」ランキング!満足いく物件を購入するために必要なことは

Finasee / 2024年11月11日 18時0分

【中古住宅を買いたい人必読】「中古物件購入時に注意すべきこと」ランキング!満足いく物件を購入するために必要なことは

Finasee(フィナシー)

およそ半数が「希望する立地条件・地域」を理由に購入

そもそも中古物件を購入した人は、何が決め手となったのだろうか。LIFULL HOME'Sは、中古住宅購入者1099人を対象にアンケートを実施。「中古物件を選んだ理由」について聞いたところ、次の結果となった。

出所:LIFULL HOME'S「購入者に聞いた『中古物件購入時に注意すべきこと』ランキング」

1位は「希望する立地条件・地域だったから」(45.0%)。およそ半数が、希望に合う場所で中古物件を見つけたことにより、購入に踏み切ったことが分かる。

2位は「実際に見ることができたから」(26.4%)だった。中古物件の魅力の一つは、実際の住環境を確認してから購入を決められること。やはりこの点が決め手になる人は多いようだ。

3位には「設備や間取りなどの条件が見合ったから」(24.8%)が続く。生活する上で、設備や間取りは大切なポイントであることが見て取れる。

一方で、中古物件購入者が不安を覚えた点は何なのだろうか。同アンケートでは「中古物件検討時の不安」についても質問している。

1位は「価格の適正さ」(30.3%)、2位はほぼ同率で「耐久性(老朽化)」(29.8%)という結果に。中古物件は築年数が経過しているケースも多いため、耐久性や建物の劣化について不安に感じる人は少なくないようだ。

出所:LIFULL HOME'S「購入者に聞いた『中古物件購入時に注意すべきこと』ランキング」

続いて3位は「リフォーム/修繕などの追加費用」(24.0%)。リーズナブルな価格で購入できたとしても、リフォームや修繕に多額の費用がかかれば、結果的にコストがかさむ。事前にリフォーム業者の見積もりサービスやホームインスペクション(住宅診断)などを利用して、大まかな金額を把握しておくと安心できそうだ。

「満足した」と「満足していない」、明暗を分ける行動は? 

良い物件と出会うための手段には、インターネットを活用した情報収集や内見などがある。気に入った物件を購入できるように、融資や住宅ローンの相談をして、資金計画を立てておくことも必要だろう。

「満足した人」は何をしたのだろうか。逆に、「満足していない人」は何をしなかったのだろうか。参考になるのが次の表だ。

出所:LIFULL HOME'S「購入者に聞いた『中古物件購入時に注意すべきこと』ランキング」

この表は、「満足した人」「満足していない人」それぞれが行ったことを聞き、差の開きが大きい順に並べたもの。すると1位は「内見」に。この結果からは、「内見をした人」は満足度が高くなる一方で、「内見をしなかった人」は満足度が低くなるということが見て取れる。

では、何件ぐらい内見すると良いのだろうか。「満足している人」の件数を調べると、次の結果となった。

出所:LIFULL HOME'S「購入者に聞いた『中古物件購入時に注意すべきこと』ランキング」

最も割合が高いのは「4件」(90.9%)。そして「3件」(88.3%)、「2件」(84.3%)と続く。

ただし、件数が多ければいいというわけではない模様。「6件以上」(75.0%)は、ほかよりも低い結果となっており、「3~4件」が目安と言えそうだ。

内見では「外観・エントランス・共有部」の確認も忘れずに! 

内見では特に何を見れば、満足度の高い購入につながるのだろうか。同アンケートでは、「内見に行って良かったこと」についても質問。次のとおりの結果となった。

出所:LIFULL HOME'S「購入者に聞いた『中古物件購入時に注意すべきこと』ランキング」

「満足度が高い人」のランキングを見ると、1位は「実際の広さ 天井の高さを体験できた」(56.9%)、2位は「日当たりや眺望を確認できた」(53.7%)。これらは現地に行ってみなければ、感覚がつかめない要素である。内見で確認しておくことが、快適に住み続けるためのポイントと言えそうだ。

ちなみに「満足した人」と「満足していない人」の差が一番大きいのが、「建物の外観やエントランス、共用部を確認できた」という項目だった。つい部屋のチェックに意識がいきがちだが、内見当日はこれらの場所も忘れずに見ておきたい。

ひとたび購入すると、長年住み続けるマイホーム。中古物件は内見することで、住んだ後の生活を具体的に体験・確認できる。ポイントを押さえた内見で、満足度の高い購入を実現したいものだ。

《調査概要》 購入者に聞いた「中古物件購入時に注意すべきこと」ランキング 調査期間:2024年10月7日〜2024年10月10日 調査対象「住宅購入経験」があり宮城県、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、岐阜県、三重県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、広島県、福岡県いずれかに在住する25歳以上59歳以下の方

Finasee編集部

「一億総資産形成時代、選択肢の多い老後を皆様に」をミッションに掲げるwebメディア。40~50代の資産形成層を主なターゲットとし、投資信託などの金融商品から、NISAや確定拠出年金といった制度、さらには金融業界の深掘り記事まで、多様化し、深化する資産形成・管理ニーズに合わせた記事を制作・編集している。

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