シングルマザーが結婚をつかむ「心強いサポート」、44歳娘の再婚に反対する母親を現実的な父親が説得
Finasee / 2024年12月8日 11時0分
Finasee(フィナシー)
<前編のあらすじ>
離婚後、実家に戻った山田良子さん(仮名・43歳)には小学生と幼稚園の2人の男の子がいます。
実家の両親は子育てに協力的で、比較的落ち着いた生活を過ごせていました。そんなある日、子どもが「お父さんが欲しい」と言い出します。
子どもが大きくなれば、新しいお父さんに馴染めなく心配もあります。子どものためにも山田さんは早く再婚に踏み出すべきではないかと考え始めます。
●前編:「早いうちに再婚した方がいいのかも」離婚から1年…44歳シングルマザーに婚活を決意させた息子の一言
母親が再婚を反対そこでまず、両親に相談をしました。賛成してくれると思っていましたが、蓋を開けてみると大反対! 「2人の孫を連れて出て行くことは駄目!」と言い張るのです。
「寂しいから」が一番の理由でした。山田さんが「近くに住んで遊びに来るわよ」と言っても、受け入れません。むしろ、子供がいじめられたらどうするの、実の親子でもうまくいかないこともあるのだから心配だ」と。これはもっともな心配です。孫や娘のことが可愛いからこその心配ごとなのでしょう。
また山田さんは子どもがいて再婚になります。44歳では男性の方が初婚の人もいるでしょう。それに再婚となっても、子どもがいない人は子どもがいる山田さんを再婚相手に選ぶかどうかという問題も出てきます。お母さんは、孫がいなくなる寂しさもありますが、実は山田さんの状況を考えた時、相手が見つかるかも心配をしていたのです。
お父さんは再婚に賛成お母さんは再婚に不安を感じていますが、お父さんは違いました。できるだけ早い段階で再婚をした方がいいと考えていたのです。男性は少しでも若い人を希望することを、男性であるお父さんはわかっていたのです。
それに今の時点では孫はそれほどお金がかかりませんが、例えば10年経ってしまうとお金がかかる年齢になります。血のつながりのない子のために、多額のお金を使うことに抵抗を感じる男性もいるでしょう。そうなると、孫の教育が心配になってしまいます。また子どもも反抗期に入ってくるでしょう。そのタイミングで再婚を考えても、男性の方が無理となってしまう。そのような意見をお母さんに伝えました。
お母さんも最初は難色を示していましたが、お父さんの話しを聞いて納得したのでしょう。最終的には山田さんの婚活を応援してくれました。結婚相談所に入会する際、入会金はご両親が出してくださるなど、金銭面でも山田さんをサポートしてくれたのです。
ファッションに無頓着の山田さん。まずはワンピースを!山田さんは、お洋服も気を使わず化粧気もない女性です。お見合いにはワンピースがいいと言っても、古いタイプのものしか持っていないと言います。そこでお見合用のお洋服を1着購入することを提案しました。お見合いでは体の線がきれいに見えるデザインがよく、カラーも淡いピンクが適しています。そうアドバイスをすると、山田さんは素直に受け入れて、早速ワンピースを購入しました。
婚活をする際、お見合い用の服は1着で問題ありません。同じ人と何回もお見合いをするわけではありません。もし次に会う約束ができたら、カジュアルな服装でいいのです。むしろ普段どんな雰囲気なのかの方が気になるので、カジュアルな服でも流行を取り入れたり、自分に似合う服を選んだりするのがポイントになってきます。
そして山田さんはお見合いも成功して、3カ月で成婚になりました。お相手は公務員で子ども好きな方でした。初めてのデートの時「次は子どもさんも一緒に!」と言ってくれて、次は4人で動物園に行ったそうです。子どもにかかるお金についても、きちんと理解をしてくれたそう。素敵な男性と再婚をして子どもと4人で幸せな毎日を送っている山田さん。ご両親にも感謝し、家族みんなで実家に遊びにいくことも多いそうです。
※プライバシー保護のため、内容を一部脚色しています。
佐竹 悦子/株式会社インフィニ 結婚相談所インフィニ・青山結婚予備校 代表
素敵な方とのご縁をつなぐ結婚相談所インフィニ青山結婚予備校を運営し、成婚率№1・顧客満足度№1を獲得。24年以上、婚活最前線で3万人とカウンセリングを行い成婚に導く。著書に『佐竹悦子先生の「結婚力」養成講座』、メディア実績に『ノンストップ!』『The Japan Times』『週刊ダイヤモンド』などがある。
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