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日本を代表する2つのインデックス「日経平均」と「TOPIX」、日本株式市場全体に投資したいときはどっちを選ぶべき?

Finasee / 2025年1月29日 11時0分

日本を代表する2つのインデックス「日経平均」と「TOPIX」、日本株式市場全体に投資したいときはどっちを選ぶべき?

Finasee(フィナシー)

現在50代、60代の方は、忙しい日々のなか、また「貯金が一番」という親世代からの刷り込みによって、資産形成について考える機会がなかった人も多いのではないでしょうか。

しかし、近年の物価上昇、将来の年金給付の目減りといった環境の変化に伴い、投資の必要性は高まっています。今からでも間に合うのかという不安もあるでしょうが、生命保険会社を経て、独立した工藤将太郎氏は「ポイントを押さえれば、50代・60代からでも、投資でしっかり老後資金」をつくれると話します。

そこで工藤氏に初心者におすすめの投資信託を詳しく紹介してもらいます。(全4回の1回目)

※本稿は、工藤将太郎著『老後のお金の不安をなくす50代・60代からの新NISA』(秀和システム)の一部を抜粋・再編集したものです。掲載情報は執筆時点に基づいています。

日本株式のインデックスファンドの特徴

日本株式のインデックスファンドは、為替変動リスクを取らずに、株価上昇の恩恵を受けることができます。また、馴染みのある指数であるため、値動きがわかりやすく、初心者が投資の感覚を掴むために適しているといえます。

①日経平均株価

「日経225」とも呼ばれる、日本の代表的な株価指標です。東京証券取引所プライム市場上場銘柄から選定した225銘柄から構成されます。選定は日本経済新聞社が行い、市場流動性の高さや、業種のバランスが考慮されます。また、定期的に組み入れ銘柄の見直しが行われます。

日経平均株価は、単純平均に近い算出方法を採用しているため、時価総額の大きい銘柄よりも、株価が高い銘柄の影響を大きく受けます。

 ②TOPIX

東京証券取引所に上場する銘柄を対象として算出・公表されている、日経平均株価と並ぶ、日本の代表的な株価指数です。

1968年1月4日の時価総額を100として、各銘柄の浮動株数(市場に流通する可能性が高い株数)に基づく時価総額を合計して算出しているため、時価総額が大きい銘柄の影響を受けやすく、日本株式市場全体の動きを反映しているといえます。

なお、東京証券取引所の再編を契機に、TOPIXの構成銘柄も見直されており、2025年1月末までは移行期間です。

  

 

老後のお金の不安をなくす50代・60代からの新NISA
 

著者名 工藤将太郎

発行元    秀和システム

価格 1,650円(税込)

工藤 将太郎/クレア・ライフ・パートナーズ代表取締役社長

1983年大分県大分市生まれ。西南学院大学経済学部卒業後、日本生命保険相互会社に入社。クライアント企業の人事部、財務部や各営業セクションとのリレーションシップマネジメント業務に従事。主に外資系金融機関(証券・銀行・投資顧問)や、私立大学学校法人の確定拠出型企業年金、弔慰金制度などの福利厚生制度の構築を担当。2012年起業し、株式会社クレア・ライフ・パートナーズを設立。

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