1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

新NISAで「金」の積立投資がしたい! 非課税対象になる金の投資信託とETFを解説

Finasee / 2025年1月31日 19時0分

新NISAで「金」の積立投資がしたい! 非課税対象になる金の投資信託とETFを解説

Finasee(フィナシー)

現在50代、60代の方は、忙しい日々のなか、また「貯金が一番」という親世代からの刷り込みによって、資産形成について考える機会がなかった人も多いのではないでしょうか。

しかし、近年の物価上昇、将来の年金給付の目減りといった環境の変化に伴い、投資の必要性は高まっています。今からでも間に合うのかという不安もあるでしょうが、生命保険会社を経て、独立した工藤将太郎氏は「ポイントを押さえれば、50代・60代からでも、投資でしっかり老後資金」をつくれると話します。

そこで工藤氏に初心者におすすめの投資信託を詳しく紹介してもらいます。(全4回の4回目)

●第3回:「S&P500」と「オールカントリー」、あわせ持ちはアリか? その場合の注意点は…

※本稿は、工藤将太郎著『老後のお金の不安をなくす50代・60代からの新NISA』(秀和システム)の一部を抜粋・再編集したものです。

金は守りの資産に最適

金は、インフレや有事に強いといわれている資産です。金自体に価値があり、また、希少性のある資産であるため、特定の国に関するリスクにも左右されません。一般的には、先進国の株式と逆の動きをしやすいともいわれるため、ポートフォリオに組み入れれば、効率的にリスクを抑える効果が期待できます。

新NISAで金投資ができる

現物の金に投資する場合は、保管コスト、手数料が割高というデメリットがあります。投資信託やETFであれば費用を抑えられるうえ、新NISAを使って非課税で投資することもできます。たとえば、金に投資するETFで新NISAの対象となっている「純金上場信託(現物国内保管型)(愛称:金の果実)」は、ETFの残高に応じて現物の金を購入し、保管する仕組みです(これを「金の裏付けがある」といいます)。条件を満たせば、1kg単位で金地金に換金できるため安心です。

金投資の注意点

金は利息や配当金を生みません。資産形成のベースではなく、守りの資産として、保有資産の10%程度組み入れるのがよいといわれています。また、金価格は国際的に米ドル建てで取引されるため、円に換算した時に為替変動リスクが伴います。なお、前述の「金の果実」の場合、ETFであるため積立設定ができないこと、現物の金に交換する際の手数料に注意が必要です。

金投資も積立投資ができる投資信託がおすすめ

「金の果実」に投資をする「ファインゴールド」という投資信託は、金価格に連動し、積立投資もできる投資信託です。他にも積立投資が可能な、金価格に連動する投資信託はいくつかありますので、活用して積立投資をするのがおすすめです。

 老後のお金の不安をなくす50代・60代からの新NISA
 

著者名 工藤将太郎

発行元    秀和システム

価格 1,650円(税込)

工藤 将太郎/クレア・ライフ・パートナーズ代表取締役社長

1983年大分県大分市生まれ。西南学院大学経済学部卒業後、日本生命保険相互会社に入社。クライアント企業の人事部、財務部や各営業セクションとのリレーションシップマネジメント業務に従事。主に外資系金融機関(証券・銀行・投資顧問)や、私立大学学校法人の確定拠出型企業年金、弔慰金制度などの福利厚生制度の構築を担当。2012年起業し、株式会社クレア・ライフ・パートナーズを設立。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください