不正受給横行の裏にあった「生活保護受給マニュアル」

FLASH / 2012年5月31日 1時10分

次長課長・河本準一(37)の緊急会見で、あらためて生活保護の不正受給問題が注目された。そんななか本誌は、ある広域暴力団につながる人物から「裏生活保護受給マニュアル」を入手。そのエグすぎる内容を明かし、関係者の証言とともに不正受給の一端をレポートしたい。

このマニュアルをもとにシノギ(商売)をおこなっているグループのリーダー・金本公博氏(仮名・32)は、もともと広域暴力団がバックに控えるヤミ金および振り込め詐欺グループの一員だった。だが2年ほど前から、受給者から搾取する「生活保護ビジネス」に手を染めるようになったという。

「関西方面では生活保護費を全額没収して米だけ支給とかあるみたいですが、うちらはそこまでエグくない。仮に受給額が10万円だとしたら、基本的にうちとの間で5万円づつ折半にしています。うちの場合、金融もやってますから、その客に声をかけてやってます。10人に声をかけたら3、4人は話に乗ってきますね」(金本氏)

裏マニュアルを見ると、生活保護の申請から受給までの流れ、注意点、重要ポイントがじつに細かく生々しく記されている。たとえば住居の問題。申請をするとケースワーカーが自宅を訪ね、生活実態の調査をおこなうのだが「部屋をゴミ屋敷化すること」「職員の訪問予定日前に生ゴミを放置しておき、異臭を漂わせておく」などといった対策が記されている。

金本氏のグループでは「受給しやすい部屋の提供」までおこなっているという。ボロいアパートを一棟丸ごと借り上げて、1人1部屋。上限額の範囲内であれば家賃も全額出るため、取りっぱぐれもないのだ。

さらに生活保護受給希望の"客"に対しては申請までの期間、セミナーと称する「特訓」もおこなっているという。「事前にうちの若いのが福祉課窓口の担当役になって"想定問答"を繰り返し徹底的にやるんですよ。これがいちばん大変」(金本氏)

裏マニュアルの結びにはこうあった。

『(金本グループの)担当者の指示をよく守って自らの生活を防衛しましょう』

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