トーレス、キャリアで最も印象に残るチームメートは? 「もう一度、一緒にプレーしたい」

Football ZONE web / 2019年6月23日 11時55分

■リバプール時代に共闘したジェラードは「自分のことを成長させてくれた選手」

 現役引退の意向を表明していたJ1サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは23日、都内で記者会見に出席した。18年間にわたる華々しいキャリアを振り返りつつ、これまでで最も印象に残っているチームメートに、リバプール時代に共闘した元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードの名を挙げた。

 アトレチコ・マドリードでトップデビューを果たしたトーレスは、19歳でキャプテンを任されると、類稀なゴール嗅覚から“エル・ニーニョ”(神の子)の異名をとった。その後、2007年にリバプールへ移籍するとゴールを量産し世界的ストライカーへと飛躍。チェルシーではスランプに陥るも、ACミランを経て古巣アトレチコへと復帰した。  

 そして昨夏に鳥栖へと加入。熾烈な残留争いに巻き込まれるも、前線で体を張るターゲットマンとして“フォア・ザ・チーム”のプレーに徹し、残留に貢献した。今季は度重なる負傷離脱やルイス・カレーラス監督の解任もあり、現在の金明輝監督の下では先発から外される試合が増えるなど厳しい時期を過ごし、シーズン半ばで引退を決断することになった。

 22日にアウェーで行われたJ1第16節コンサドーレ札幌戦(1-3)では出番が巡ってくることはなく、そのまま東京へ直行。都内で行われた会見では、早朝にもかかわらず多くの記者が集まっていた。登壇したトーレスは、8月23日に行われる第24節ヴィッセル神戸戦がラストゲームとなることを開口一番に明かした一方、キャリアを通して最も印象に残っている選手について尋ねられると、迷わずジェラードの名前を挙げた。

「やはりスティーブン・ジェラードだ。彼は自分のことを選手として成長させてくれた選手であり、ピッチ外でも本当に素晴らしい人物で、様々な影響を受けた。彼と戦ってきた月日を振り返ると、もう一度戻って一緒にプレーしたいなという気持ちももちろんある」

 トーレスは2007年から3年半、リバプールに在籍したが、加入初年にしてリーグ戦24ゴールを記録し、当時のプレミアリーグ挑戦1年目の外国人選手として最多得点記録を樹立。なかでも、ジェラードとの阿吽の呼吸を見せるホットラインは抜群の破壊力を誇り、国内外で人気を博していた。

 ジェラードもトーレスが現役引退の意向を表明した際、公式SNSで2ショットの写真を掲載すると、「この笑顔が示す意味は、君とのプレーを心から愛していたということ」と惜別のメッセージを送っており、キャリアを通して両者が強い信頼関係を築いていたことを改めて垣間見ることができた。(Football ZONE web編集部・城福達也 / Tatsuya Jofuku)

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