C・ロナウドは「交代させられて当然」 名将カペッロが指摘「彼はここ3年間…」

Football ZONE web / 2019年11月12日 12時20分

■「ベストの状態にない」として、ドリブル突破が成功していないことを批判

 イタリア・セリエAのユベントスでプレーするポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間10日に行われた第12節ACミラン戦(1-0)で後半に途中交代を命じられると、ベンチには戻らずにロッカールームへ直行。その後、試合終了を待たずにスタジアムを離れたと報じられている。イタリアが誇る名将ファビオ・カペッロ氏はベストの状態でない選手が交代させられるのは当たり前のことと述べ、ロナウドがベンチを去ったことについて批判している。

 ミランとの一戦に先発出場したロナウドだったが、プレーに精彩を欠き、後半10分にアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとの交代を命じられた。ロナウドに代わってピッチに立ったディバラは同32分、パス交換からボールを受けると、右足でこの試合の決勝点を決めてチームに勝利をもたらしている。

 ロナウドにとって55分での交代は、ユベントス加入後最速であり、さらに公式戦ではUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のロコモティフ・モスクワ戦に続き、2試合連続の途中交代となった。十分なプレーができていなかったロナウドだが、交代の際には腕を振り上げて不満をアピール。何かを吐き捨て、マウリツィオ・サッリ監督に鋭い視線を向け、ベンチに戻ることなく、まっすぐにロッカールームへ続くトンネルへと姿を消した。そして、試合が終わる前に会場を後にしたと現地では報じられている。

 カペッロ氏は衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版のインタビューで、「(ロナウドが)素晴らしいチャンピオンで、それを否定する人は誰もいないだろう。しかし彼はここ3年間、ドリブル突破をことごとく阻まれている」と述べ、こう続けている。

「現在、彼はベストの状態になく、交代させられるのは当然のこと。交代の決断をすることに対して、サッリが勇敢になる必要もなければ、威厳を示す必要もない。(交代の後に)彼がベンチに残ってサッリと議論しなかったのはいいことではない。物事がうまくいっているときだけでなく、たとえ交代させられたとしても、チャンピオンでいるべきだ。彼はチームメートをリスペクトしなければならない」

 また、サッリ監督も交代後のロナウドの行動に言及したが、「本当に一生懸命やっている選手であれば、交代させられて怒るのは自然なこと。それもまた、監督としてはうれしい」と述べている。指揮官は“大人の対応”を見せているが、今後の関係性がどうなっていくのかは気がかりなところだ。(Football ZONE web編集部)

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