「必要な時がくる」 原口元気、右サイドでの出場&巻き返しに意欲「証明するだけ」

Football ZONE web / 2019年11月12日 22時41分

■堂安と久保が不在のため、現体制で左サイドが主戦場の原口が右に回る可能性も

 森保一監督率いる日本代表は、14日(現地17時15分/日本時間20時15分)にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の敵地キルギス戦に臨む。今遠征にはこれまで右サイドハーフで起用されてきたMF堂安律(PSV)、MF久保建英(マジョルカ)がU-22日本代表の活動に回ったため不在。MF伊東純也(へンク)だけでなく、ロシアW杯経験者のMF原口元気(ハノーファー)も選択肢となるが、「必要な時がくるので、その時に証明するだけ」と静かに決意を語った。

 森保ジャパンでは2018年9月の初陣以降、MF中島翔哉(ポルト)、MF南野拓実(ザルツブルク)、堂安の“三銃士”が2列目のファーストチョイスとして固定され、個の打開力をベースとしつつ、コンビネーションを磨いてきた。

 さらに、今年6月に18歳の久保が代表デビューを飾り、コパ・アメリカ(南米選手権)を含めて持ち前のテクニックで存在感を発揮。10月10日に行われたカタールW杯アジア2次予選モンゴル戦(6-0)では、先発出場した伊東が3アシストの大活躍で、右サイドハーフで“アンタッチャブル”な存在だった堂安を猛追するアピールを見せている。

 そのなかでロシアW杯経験者の原口は、中島が負傷離脱したアジアカップこそスタメンを務めたが、現状では左サイドの2番手。豊富な運動量を生かした守備での働きも求められ、勝負所で“クローザー”として起用される試合が多い。しかし、今回は堂安と久保がU-22代表活動で不在のため、右サイドのアタッカーは伊東しかない。

 ロシアW杯では右サイドハーフのレギュラーを張り、同予選でも4試合連続ゴールを決めた原口もキルギス戦のスタメン候補の1人だろう。所属するドイツ2部ハノーファーでは、成績不振でミルコ・スロムカ監督が電撃解任。アシフ・サリッチ・アシスタントコーチが暫定的に指揮を執った10日の第13節ハイデンハイム戦で5試合ぶりにフル出場したが、ベンチスタートの試合が増える厳しい状況にある。

■「どんな時でもチャンスをつかむか、つかまないかは自分次第」

「(ハノーファーは)上手くいっていないチームなので、僕だけじゃなく全員がコロコロ変わる。簡単じゃないです。左で使ってくれればいいんだけど……、右がいないので、右に回されることが多いですね」

 それでも、キルギス戦に向けては左右両サイドでの起用に備えて準備しているという。

「最後にシュートが左足か、右足になるかはあるけど、それ以外は別に問題ないです。どんな時でもチャンスをつかむか、つかまないかは自分次第なので。何も難しいことはなくて、どうしたらいいかは分かっているつもり。これぐらいでいいんじゃないかな、今は。(自分の力が)必要になる時がくるので、その時に証明するだけだと思います」

 森保監督も「限られた選手だけで大会を戦い抜いて結果を出すのはなかなか難しい」と、スタメン以外の選手の活躍や新たな力の台頭も求めている。巡ってきたチャンスで、原口がどのようなパフォーマンスを見せるのか、大きな見どころになりそうだ。(Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)

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