1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

バルサ歴代名手が「次代のイニエスタ」と絶賛 若き“魔法使い”の驚異的な才能とは?

Football ZONE web / 2021年9月24日 7時30分

■【U-21ヤングスターFILE|vol.2】ペドリ:“先輩”シャビも手放しで称賛する才能「信じられないほど素晴らしい」

【PLAYER DATA】
■所属:バルセロナ
■代表歴(国籍):スペイン代表
■生年月日(年齢):2002年11月25日生(18歳)
■主戦ポジション:セントラルMF
■推定市場価格:8000万ユーロ(約103億円/Transfermarkt参照)

「ペドリは信じられないほど素晴らしい。イニエスタのような選手だ、間違いない。あの年齢であれだけのプレーをしているのを見ると、彼は“偉大な選手になる”という答えしか出てこない。彼はもうすでに印象的だけど、もっと良くなるよ」

 あのシャビ・エルナンデスにここまで言わしめるのが、スペイン代表MFペドロ・ゴンサレス・ロペス――“ペドリ”の愛称で知られる18歳だ。2019年にラス・パルマスからバルセロナに引き抜かれ、瞬く間にレギュラーに定着した。

 クラブの黄金期を支えたMFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)との比較はまだ気が早いような気がしないでもないが、スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督もペドリをグループステージから準決勝までの全6試合に先発起用した欧州選手権(EURO)後に、「ペドリがやったことは今まで誰も見たことがないことだ。アンドレス・イニエスタでさえもできなかった」とコメントしている。かつての名選手たちが、この若き才能に魅了されている。

 当の本人はイニエスタとの比較について「光栄」としつつも、「僕はペドリでなければいけない」と飄々としている。18歳とは思えない地に足がついた冷静さも、この選手の魅力の一つだ。

 20-21シーズンはバルセロナでリーグ戦38試合中37試合に出場するなど、文字通りフル稼働。シーズン終了後にはスペイン代表でのEUROと、U-24スペイン代表での東京五輪をハシゴし、クラブと代表を合わせて年間で75試合出場と、野球の中継ぎ投手ばりの稼働となった。ペドリに全幅の信頼を置くロナルド・クーマン監督も「クレバーな選手。精神的にとてもタフで、そうでなければこの厳しい12カ月間を生き抜くことはできなかっただろう」とその鉄人ぶりに目を見張る。

 さすがに疲労が限界に達したのか、21-22シーズンに入って筋肉系の怪我で離脱したが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(→パリ・サンジェルマン)の抜けたバルセロナにおいて、ペドリに懸かる期待は昨季以上となるのは間違いない。


東京オリンピックの日本戦でも先発出場したMFペドリ【写真:AP】

■EURO準決勝では90分間で驚異の「パス成功率100%」

 狭いエリアでもボールを絶対に失わないボールスキルとキープ力、相手が最も嫌がるスペースを察知する戦術眼の鋭さ、ボールを運ぶドリブルの技術などは、やはりイニエスタを彷彿とさせるものがある。彼に時間とスペースを与えれば、相手はたちまちピンチを迎えることになるだろう。EURO準決勝のイタリア戦では、前後半90分でのパス成功率が100%(55本中55本成功)という驚異のデータも残した。

 指標の一つに過ぎないが、その市場価値(Transfermarkt参照)の高さも、ペドリがいかに重大な選手かを物語っている。彼につけられた8000万ユーロ(約103億円)という値札は、2002年生まれの選手のなかでトップに立つだけでなく(2位はアンス・ファティで6000万ユーロ/約77億円)、すでにスペイン人選手のなかでも最も市場価値が高い選手なのだ。さらに、所属するバルセロナあるいはリーガ・エスパニョーラ全体でも、同僚のオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(9000万ユーロ/約116億円)に次ぐ第2位。サッカー界全世界で見ても16位(メッシやフィル・フォーデンらと同額)に位置している。

 低迷するバルセロナの希望の星として脚光を浴びるペドリ。ピッチに降り立ったスペインの“魔法使い”の活躍から、今季も目が離せない。(Football ZONE web編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング