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「今話せば火が付く」 リバプールに衝撃、クロップとサラー口論…エースFW発言に英注目

FOOTBALL ZONE / 2024年4月28日 6時30分

■リバプールはウェストハムと2-2のドロー

 イングランド1部リバプールは現地時間4月27日、プレミアリーグ第35節でウェストハムと対戦し、2–2と引き分けた。低迷を物語るかのように、試合中にユルゲン・クロップ監督とエースFWモハメド・サラーがタッチライン際で激しい口論を勃発させたなか、英メディアは両者の試合後の反応に注目している。

 リーグ終盤にかけて首位を走っていたリバプールだが、第32節マンチェスター・ユナイテッド戦に2-2で引き分けると、第33節クリスタル・パレス戦では本拠地アンフィールドで0-1と敗戦。第34節フルハム戦では3-1と勝利したものの、第29節延期分のエバートン戦では宿敵を相手に0-2と屈し、ここ数試合でチームは崩壊。事実上、優勝争いから脱落することになった。

 今節ウェストハム戦でも前半43分にあっさりと先制点を献上。後半3分にDFアンドリュー・ロバートソンが同点弾を奪い、同20分にCK(コーナーキック)からFWコーディ・ガクポのシュートが相手のオウンゴールを誘発。逆転に成功するも、同32分に再び失点を喫し、2-2で試合を終えた。

 一方、リバプールの2失点目の場面でタッチライン際ではクロップ監督とサラーの間で激しい口論が勃発。同点弾を奪われた瞬間、クロップ監督がサラーに声を掛けると、即座にサラーが両手を広げてクロップ監督に猛抗議するジェスチャーを示し、FWダルウィン・ヌニェスに制止される一幕があった。

 英国内では長きにわたってリバプールを支えてきたクロップ監督とサラーの衝突が大々的に取り上げられているなか、英衛星放送「スカイ・スポーツ」はクロップ監督とサラーの試合後の反応に注目。クロップ監督については「騒動のきっかけを明かすことを拒否したが、『すでにロッカールームで話し合い、少なからず私にとっては終わったことだ』と発言した」と言及している。

 一方、サラーについては「試合後、ミックスゾーンを歩きながら記者陣に『今日話してしまったら、火がついてしまうだろう』と発言した」と説明した。低調なパフォーマンスの続くサラーはここ最近でベンチスタートの機会が増えてきているなか、クロップ監督の采配に不満を抱えている様子が窺えた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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