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G大阪がFC東京にウノゼロ勝利 リーグ直近5戦でわずか1失点の堅守光る

FOOTBALL ZONE / 2024年5月26日 16時58分

■堅守誇るG大阪がクリーンシート

 J1リーグは5月26日に各地で第16節を行い、8位のFC東京はホームの味の素スタジアムに4位のガンバ大阪を迎えた。ここまでリーグ最多26ゴールと得点力を見せているFC東京に対し、G大阪はリーグ最少の11失点と堅守が光っている。試合はアウェーのG大阪が1-0で勝利し、リーグ戦2連勝5試合無敗としている。

 22日にルヴァン杯の鳥栖戦(1-1PK5-4)を戦ったFC東京はキャプテンのMF松木玖生がベンチスタートとなり、FWディエゴ・オリヴェイラが2試合ぶりに先発復帰。また負傷離脱の続いていたMF遠藤渓太もベンチに入っている。対するG大阪はMFダワンが3試合ぶりに先発に入った。

 序盤はG大阪がボールを保持し、FC東京がカウンターを狙う展開となる。前半9分には後方からのロングボールをDF福岡将太と競り合いながら、ディエゴ・オリヴェイラがキープ。エリア内に侵入して折り返したボールをFW俵積田晃太が狙ったが、シュートはGK一森純に阻まれて得点できなかった。

 G大阪は前半16分、FWウェルトンがFW宇佐美貴史からのワンタッチパスを受けると、DF長友佑都を弾き飛ばしてボールをキープ。ウェルトンはFW山下諒也にパスを送るが、少しずれて体制を崩してのシュートは右に外れていった。同19分にはFC東京が、ディエゴ・オリヴェイラの引いてきたスペースに長友が飛び出す。長友のパスはズレたが、左からMF荒木遼太郎が折り返したボールをディエゴ・オリヴェイラが左足でシュートしたが、GK一森にキャッチされた。

 押し込んでもシュートを打てていないG大阪は、前半34分にゴール正面でFKを獲得。宇佐美が直接狙ったが、わずかにクロスバーを越えていった。前半42分にもG大阪は相手の攻撃を跳ね返し、ロングカウンターで山下がGKと1対1になるが、GK野澤大志ブランドンに防がれてチャンスを生かしきれなかった。このまま前半は0-0で終了する。

 後半、最初のチャンスはG大阪が作る。後半3分にハーフウェーライン付近でボールを持った宇佐美がドリブルで仕掛け、エリア外からシュートを放ったがGK野澤に防がれた。FC東京も左サイドの俵積田からチャンスメークをするが、ラストパスが合わずに得点を決められない。同12分には左サイドから俵積田がカットインしてシュートを放ったが、GK一森に防がれた。FC東京は後半18分に俵積田と荒木を下げ、MF仲川輝人と遠藤をピッチに送り出す。

 後半22分、G大阪は左サイドでフリーキックを得ると、宇佐美がゴール前にクロスを入れる。ダワンがヘッドで合わせたが、GK野澤が弾いて得点を許さなかった。G大阪は25分にもFW坂本一彩がドリブルからゴールを狙ったが、シュートはクロスバーを越えていった。さらに同26分には右から山下が入れたクロスに宇佐美がボレーで合わせたが、右足で放ったシュートは大きく枠を越えていった。

 後半27分にG大阪はダワンを下げ、MFネタラヴィを投入。同32分にはFC東京も松木とFWジャジャ・シルバをDFバングーナガンデ佳史扶、ディエゴ・オリヴェイラに代えて投入。右ウイングでスタートしていた安齋が左サイドバックに回った。両チームがフレッシュな選手を投入してゴールを目指すなか、後半40分にG大阪は投入されたばかりのMF山田康太がゴールを決める。FC東京の選手たちは攻守の切り替えの際にファウルがあったと抗議をしたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の結果、ファウルさらにオフサイドは認められずにゴールが認められた。このゴールが決勝点となり、G大阪が1-0で勝利。FC東京との勝ち点差を5に広げている。(河合 拓 / Taku Kawai)

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