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ACL決戦から“実質中2日”の横浜FM、鬱憤晴らす4発快勝 A・ロペスがハットトリック

FOOTBALL ZONE / 2024年5月29日 21時1分

■現地時間5月25日にACL決勝アル・アイン戦をアウェーで戦った

 横浜F・マリノスは5月29日、未消化となっていたJ1リーグ第9節柏レイソルの試合を日産スタジアムで行った。試合は4-0で横浜FMがリーグ戦7試合ぶりとなる勝利を収めている。

 横浜FMは26日にUAE(アラブ首長国連邦)でアル・アインとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝を行い、長距離の移動を含めて実質中2日での一戦となる。ACLと並行して戦っている横浜FMは、4月10日の第3節のG大阪戦(2-0)を最後にリーグ戦6試合未勝利(4分2敗)。対する柏は4戦無敗(2勝2分け)となっている。

 横浜FMはACL決勝から先発を3人変更。DFエドゥアルドがセンターバックに入り、中盤ではMF天野純、3トップではFW井上健太がエウベルに代わり先発した。前節の川崎戦(1-1)でGK松本健太が負傷した柏は、GK守田達弥が先発出場、出場停止明けのDFジエゴも先発している。

 前半9分に横浜FMは右サイドからヤン・マテウスがゴール前に浮き球のボールを入れる。これを受けたMF渡辺皓太がパスを出すと、これを天野がシュートする。この時にDF古賀太陽がボールを手に当ててしまい、横浜FMがPKを獲得する。これをFWアンデルソン・ロペスが決め、エースの今季7点目で横浜FMが先制した。

 不運な形で先制を許した柏も前半15分過ぎからボールを保持しながら攻めようとするが、エリア内で堅守を見せる横浜FMを崩せない。同25分には左サイドでMFマテウス・サヴィオがヒールキックでライン際にパスを通し、これを受けたFW細谷真大からパスを受けたMF島村拓弥がゴールを狙ったがGKポープ・ウィリアムの正面を突いた。

 速攻から何度かチャンスを作った横浜FMは、前半38分にヤン・マテウスが抜け出しかけるが、ジエゴに後方から倒されてフリーキック(FK)を獲得する。横浜FMはピッチ内の選手とハリー・キューウェル監督もDOGSO(Denying an Obvious Goal Scoring Opportunity。決定的な得点機会の阻止)を訴えたが、ジエゴへの警告とする判定は変わらず。このFKを天野が直接狙ったが、わずかに右に外れて追加点とはならなかった。

 横浜FMは前半43分、自陣からボールを運ぶと右サイドからヤン・マテウスがチャンスメイク。DFを引き付けてDF永戸勝也にパス。左利きの永戸が右足でDFの間を通す狙いすましたシュートを決め、横浜FMが2-0にリードを広げて前半を終えた。

 後半のスタートから横浜FMはFW宮市亮とDF加藤漣を投入する。柏もジエゴに代えてDF川口尚紀を起用した。後半5分にはアンデルソン・ロペスがGKと1対1のチャンスを迎えたが、守田のセーブに阻まれて得点はできなかった。

 横浜FMは後半10分にも自陣からのロングボールに対し、アンデルソン・ロペスがオフサイドラインをかいくぐり、ゴール前にクロスを入れる。これをヤン・マテウスが合わせたが、クロスバーに嫌われた。こぼれ球を永戸が狙ったが、シュートは枠を外れている。

 後半13分に横浜FMは、GKのポープが負傷してGK飯倉大樹と交代になる。それでも同19分には、セットプレーからの2次攻撃でGK守田がはじいたボールをDF上島拓巳がヘディングシュート。これはクロスバーを叩いたが、こぼれ球をアンデルソン・ロペスがゴールに決め、3-0と勝利を決定的にした。

 意地を見せたい柏も、後半34分に途中出場したMF武藤雄樹がエリア内でシュートを放つがGK飯倉に止められる。その後も横浜FMの守備を崩しきれない。逆に横浜FMはアンデルソン・ロペスがハットトリックとなるゴールを決めて4-0として試合は終了。横浜FMが勝ち点3を上積みしている。(河合 拓 / Taku Kawai)

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