日本人の母持つ20歳大型GK、バルセロナが「興味」で海外衝撃 スカウト複数回派遣「詳しく調査」

■ブレーメン→蘭フォレンダムにレンタルGK長田澪に脚光

　日本人の母、ドイツ人の父を持つ20歳のGK長田澪にビッグクラブが注目しているようだ。ドイツ1部ブレーメンに所属する守護神について「バルセロナが興味を持つ」と英メディア「Tribal Football」が報道した。

　長田はドイツ生まれで、川崎フロンターレの下部組織に入団。U-23日本代表DF高井幸大らと同学年で、2018年にドイツへ戻ってブレーメンの下部組織に加入した。2022-23シーズンはセカンドチームで9試合に出場。23-24シーズンはオランダ1部フォレンダムにレンタル移籍して、主力としてリーグ33試合に出場した。

　日本ではU-15で、その後はドイツで各年代別代表に選出。昨年はU-20ドイツ代表としてU-20エリートリーグで2試合に出場した。

　身長194センチ、欧州で実績ある20歳。「Tribal Football」は英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版の報道をもとに「バルセロナはこの若手選手に興味を示している。スペインの巨人はここ数か月スカウトを何度か派遣し、このGKを詳しく調査した。バックハウスの代理人とも連絡を取っている。バルセロナには現在32歳のドイツ人マルク＝アンドレ・テア・シュテーゲンと25歳のスペイン人イグナシオ・ペーニャがシニアGKとしている」と伝えた。

　才能溢れる20歳の動向は今夏の移籍市場で注目されそうだ。（FOOTBALL ZONE編集部）