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FC東京、4人がU-23日本代表メンバー入り! アジア杯“選外”のDFバングーナガンデ佳史扶「結果にこだわりたい」

FOOTBALL ZONE / 2024年5月30日 14時18分

■U-23アジア杯では選外となったバングーナガンデ佳史扶が五輪前に猛アピールへ

 日本サッカー協会(JFA)は5月30日、6月にアメリカ遠征をおこなうU-23日本代表のメンバーを発表した。FC東京からはカタールで開催されたパリ五輪予選を兼ねたU-23アジアカップに出場した3選手に加え、DFバングーナガンデ佳史扶もメンバー入りを果たした。

 U-23アジア杯では、FW荒木遼太郎、MF松木玖生、GK野澤大志ブランドンの3人が招集され、チームに残る形となったバングーナガンデだが、パリ五輪本大会前、最後のアピールチャンスとなるアメリカ遠征にはメンバー入りを果たした。

 メンバー入りは、チームメイトから知らされたという。「タロー(荒木遼太郎)が練習後、すごい笑顔で『佳史扶、頑張ろう!』と言ってきて。『何が?』と言ったんですが、メンバーに入ったことが分かって『入ったか』という感じでした」と、メンバー入りしたことを喜んだ。

 今回、メンバー入りを果たしたバングーナガンデだが、荒木らがU-23アジア杯を優勝し、パリ五輪の出場権を獲得していなければ、この遠征自体がなかった可能性が高い。それだけに、このメンバー入りには強い感謝の気持ちも持っている。

「この遠征に選ばれて、すごく嬉しかったですし、この遠征があるのは今まで戦ってきたメンバーだったり、今回一緒に呼ばれた(FC東京の)3人が、すごく厳しい戦いの末に勝ち取ってくれたと思うので、すごく感謝しています」

 U-23アジア杯のメンバーから外れた際も、「目の前のことをやるだけ」と話していたバングーナガンデの姿勢は、メンバー入り後も変わらない。「オリンピック前、最後の海外遠征に選ばれて嬉しいです」と前置きをしながらも、「チームでやっていることが評価されたのかなと思うので、やることを引き続きやるだけですし、行く前にチームとしても大事な試合があるので、そこに向けて全力で集中してやっていきたいです」と、31日に行われる鳥栖とのJ1リーグ第17節の試合を見据える。

 少し先のアメリカ遠征で戦う同国代表との試合に話を向けると、「昨年やって1-4で負けている相手ですし、アメリカもオリンピックが決まっていて、いい相手だと思うので、昨年のリベンジというのも含めて、しっかり戦ってきたい」と、昨年10月の対戦を振り返った。

 すでにA代表も経験しているバングーナガンデだが、パリ五輪に出場できれば、欧州移籍に向けたアピールにもなるはず。「僕も将来の目標として世界で戦いたいというのがある。良いテストマッチになると思うし、結果が一番求められてくる。結果にこだわりたい」と、意気込んだ。今季はすでにJ1でも2得点2アシストを記録。FC東京で高めてきた自身のプレーを、アメリカ遠征で示すことができれば、パリ五輪に向かうU-23日本代表入りにも大きく近づくはずだ。(河合 拓 / Taku Kawai)

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