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遠藤航に強力ライバル出現も? マンCらと競合…リバプール新戦力候補との“優劣”現地比較

FOOTBALL ZONE / 2024年6月1日 7時1分

■スロット新監督迎える来季の補強ポイントに現地注目

 イングランド1部リバプールは、アルネ・スロット新監督の就任を発表。クラブのレジェンドとなったユルゲン・クロップ監督の後任という難しいタスクが課されるなか、英メディア「Football Fancast」は、日本代表MF遠藤航が務めたアンカーの補強に着目している。

 伝説的な監督の跡を継ぐのは簡単なことではない。その象徴と言えるのがデビッド・モイーズ監督、ウナイ・エメリ監督だろう。この2人はアレックス・ファーガソン氏(元マンチェスター・ユナイテッド監督)、アーセン・ベンゲル氏(元アーセナル監督)の後任を務めたが、結果を残せずにそれぞれ10か月、18か月でクラブを去った。

 クロップ監督は自身の後継の就任前に、中盤を刷新。記事では「ファビーニョ、ジェームズ・ミルナー、ジョーダン・ヘンダーソン、アレックス・オクスレード=チェンバレンが離れ、遠藤航、アレクシス・マック・アリスター、ドミニク・ソボスライ、ライアン・グラフェンベルフが加入。スロット監督も新シーズン、彼らとともに仕事をすることを待ち望んでいるだろう」と、伝えている。

 また、「リバプールは、最終ラインの4人の前に注目を集める長期的な解決策を探している」として、補強ポイントに言及。しかし、遠藤については「1620万ポンド(約32億円)でシュツットガルトから加入し、昨シーズン印象的な残る活躍を見せてクロップ監督からも『マシン』と評価された」と伝えつつも、「31歳の日本代表は、急場をしのぐ、短期的なファビーニョの代役と見られていた。再び中央の強化が必要だとされている」と、見解が伝えられた。

 リバプールはニューカッスルのブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスの獲得に乗り出しており、アーセナル、マンチェスター・シティと競合する見込み。26歳の契約には、6月24日に効力を失う115ユーロ億円(約195億円)の契約解除条項があるとされる。昨夏、エクアドル代表MFモイセス・カイセドを獲得できなかったクラブは、大枚をはたく準備があるようだ。

 今オフに獲得すれば、遠藤の強力なライバルになる可能性もある。「Football Fancast」は両者を比較し、「ギマランイスはここまで主に中盤の底でプレーしながらも、2シーズンで107試合に出場して33ゴールに関与(17得点16アシスト)した。2023-24シーズンにニューカッスルは苦しみ、欧州大会の出場権を獲得できなかったが、ギマランイスは7得点8アシストをリーグ戦37試合で記録した。これに対して遠藤は、プレミアリーグのデビューシーズンをわずか1得点で終え、アシストもできなかった。中盤の爆発的なモンスターではなく、堅実に安定をもたらす存在だった」と伝えている。

 さらに守備面でも、ギマランイスが優れていると主張。データではギマランイスが1試合平均3.3回のタックルを記録して、1試合あたり6.4回ボールを回収したという。これに対して遠藤は2.4回のタックルを記録し、1試合当たり3.7タックルだったという。そのデータは、アーセナルの躍進を支えたイングランド代表MFデクラン・ライスとも比較された。そして、遠藤が起用されたことでマック・アリスターは、一列前でプレーできるようになったものの「実際のところはアルゼンチン人の力を引き出し切れなかった。5得点とわずか5アシストに終わり、ブライトンでの前シーズンに記録した10得点2アシストから大きく下がった」とした。そして、ギマランイスの加入により、マック・アリスターが本当の力を引き出せると伝えている。

 来シーズン、リバプールで2シーズン目を迎えることが濃厚な遠藤だが、リバプールがギマランイスを補強するのか、スロット監督がどのような選手起用を見せるか注目される。(FOOTBALL ZONE編集部)

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