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「練習をしていない」 JリーグのFK名手減少に鹿島&横浜FMのレジェンド3人が指摘

FOOTBALL ZONE / 2024年6月1日 13時20分

■ジーコ氏、木村和司氏、ラモス氏が会見

 6月1日に行われるJ1リーグ第17節、鹿島アントラーズ対横浜F・マリノスの試合前に、両クラブのレジェンドである元ブラジル代表MFジーコ氏と元日本代表MF木村和司氏が記者会見を行った。現役時代にフリーキック(FK)の名手として数々の伝説的なゴールを決めてきた両者は、最近のサッカーで直接FKを決める選手が減っている理由について、独自の見解を語った。

 ジーコ氏が「昔のように、今は練習であまりFKをやっていないのではないか?」と指摘すると、Jリーグの日の特別アンバサダーのラモス氏は「ジーコは技術があっても、練習のあとに50分以上もボールを蹴っていた。それは和司も同じ」と、全体練習後に個人技を磨くことを怠らなかったと語った。そして「今の選手たちは技術もないのに、練習もしない! それは決められないよ!」と、直接FKからゴールを決められる選手が減っている理由として練習の量を挙げた。

 これを聞いたジーコ氏は「私が代表監督の時、中村俊輔や遠藤(保仁)、中田(英寿)はかなりセットプレーの練習をやっていた。それもあって、たくさんのゴールを決めていたのだと思う」と言い、「神様は1人1人に長所を与えてくれている。その長所がキックであったとしたら、それを磨かないといけない。私はそれを磨けたから点を取れたのだと思います」と、あらためて練習の量が重要だったと口にした。

 日本サッカー史に名を残すFKの名手である木村氏も「なんでもそうでしょう」と、練習の重要性を口にした。現在、木村氏は2015年に患った脳梗塞の影響もあって、足を引きずって歩いているが、「最近の子は練習をしていないんだと思うよ。してるやつも、おるんだろうけど。ワシも練習で蹴り過ぎて、だから足が動かんようになった。これは本当の話」と、日本を熱狂させたFKが練習の賜物だったことを明かしている。(河合 拓 / Taku Kawai)

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