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CL優勝レアル、満点続出で海外驚嘆「歴史残るパフォーマンス」 現役引退クロースは「夢のような別れ」

FOOTBALL ZONE / 2024年6月2日 7時33分

■ドルトムントを2-0で撃破

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は現地時間6月1日に英ロンドンのウェンブリースタジアムで決勝戦を開催。レアル・マドリード(スペイン)とボルシア・ドルトムント(ドイツ)が対戦し、後半の2得点でレアルが2-0の勝利を飾って欧州の頂点に立った。スペイン紙「マルカ」では、優勝メンバーたちの採点に10点満点を続出させた。

 レアルは前半に立て続けの決定機を作られたが、GKティボー・クルトワの好セーブもあり無失点で乗り切った。そしてハーフタイム明けは徐々にペースを奪い、後半29分にMFトニ・クロースのコーナーキックをニアサイドでDFダニ・カルバハルが合わせ先制。後半38分には相手最終ラインのミスを見逃さず、ボールをカットしたMFジュード・ベリンガムのパスを受けたFWヴィニシウス・ジュニオールが追加点を奪い勝利した。

 マルカ紙ではスタメンの5人とカルロ・アンチェロッティ監督に10点満点をつけて絶賛。クルトワには「世界最高のGKと呼ばれるに値するセーブを見せた。今シーズンのCLでは初めての試合だったが、何事もなかったかのように自分の足跡を残した」とし、カルバハルは「歴史に残るパフォーマンスだった」と評価。ヴィニシウスについては「いつも通り仕掛け続け、ドルトムントの守備陣をどこまでも不快にさせた」と絶賛。MFフェデリコ・バルベルデは「この試合のベスト。守備でも攻撃でも明確なアイデアを持っていた」とMVP級の評価だった。


トニ・クロースはレアルでのラストマッチに【写真:ロイター】

 そして、今季限りでの現役引退を表明しているため、この後に母国ドイツで開催される欧州選手権に出場するもののクラブレベルでは現役ラストマッチになったクロースについては「夢のような別れ。ドルトムントは彼を抑えるための最善を尽くしたが、セットプレーでは不可能だった。そこでも彼の足が違いを生んだ」とした。

 この5人に加えアンチェロッティ監督には「彼はハーフタイムにチームを立て直した。それが監督というものだ。それをやり遂げて雰囲気を取り戻し、最後は相手を倒す力強さを発揮した」と、ハーフタイムの修正が高く評価されていた。

 レアルはこれで史上最多15回目の優勝になったが、2位のACミラン(イタリア)が7回であり2倍を超える数字になった。劣勢になっても耐え抜き、名将にまとめられた世界トップクラスの名手たちが持ち味を発揮する戦いぶりだった。(FOOTBALL ZONE編集部)

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