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リバプール、今夏の“6番”獲得候補5選 遠藤のライバルに…20代の有望選手に海外注目

FOOTBALL ZONE / 2024年6月3日 14時10分

■スロット新体制の中盤は今夏の注目ポイント

 イングランド1部リバプールはアルネ・スロット新監督の下での再スタートに向け、日本代表MF遠藤航とポジションを争う“6番”タイプのMF獲得が今夏の補強ポイントとして挙げられている。スポーツ専門メディア「VAVEL」英語版サイトではターゲットとなっている5選手をまとめている。

 リバプールは昨夏に前主将のMFジョーダン・ヘンダーソンやMFファビーニョら中盤のベテラン選手を一挙に放出し、その代わりに遠藤やMFアレクシス・マック・アリスター、MFドミニク・ソボスライ、MFライアン・フラーフェンベルフを獲得して中盤の顔ぶれを一新した。

 開幕直後はマック・アリスターが守備的MFとして起用されてきたが、このアルゼンチン代表MFは本来、より前目のポジションで本領を発揮する選手。そこで、シーズン中盤戦以降はスタイルにもフィットしてきた遠藤が中盤の底で起用され、マック・アリスターを一列前に上げることが可能になった。遠藤の存在によって中盤の守備が安定すると同時にマック・アリスターがより攻撃的に振る舞えるようになったことが好調を支える重要なファクターとなっていた。

 遠藤は事前の予想を覆す活躍で大きく評価を高めたが、31歳という年齢もあり、このポジションの長期的なオプションではないというのが大方の見解だ。監督交代もあり、将来に目を向けた補強の噂は後を絶たない。

「VAVEL」はバルセロナのセルヒオ・ブスケツ(現インテル・マイアミ)、レアル・マドリードのカゼミーロ(現マンチェスター・ユナイテッド)、マンチェスター・シティのMFロドリというように時代を席巻したチームに優れたアンカーがいたことを例に挙げ、「これらはこのポジションがクラブの成功に不可欠であることを示す一例に過ぎない」としたうえで、リバプールの補強候補となっている選手を取り上げている。

 まずはオランダ1部フェイエノールトのオランダ代表MFマッツ・ウィーファー。身長188センチの長身で、スロット監督の下でプレーしたというアドバンテージを持っている。インターセプトやデュエル能力に優れ、パスの配給力も長けた24歳だ。

 次にイタリア1部アタランタのブラジル代表MFエデルソン。一時は同じアタランタのオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスが獲得候補とも言われていたが、最近では抜群のボール奪取能力に得点力も備えたこの24歳のブラジル人が有力と報じられている。

 3人目はポルトガル1部ポルトのアルゼンチン人MFアラン・バレラ。名門ボカ・ジュニアーズ出身でまだ22歳を若いバレラはリバプールでもプレーした元アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノにも比較され、「ファビーニョが退団して以来、リバプールに欠けていた選手」とも評されている。

 4人目はスペイン1部レアル・マドリードのフランス代表MFオーレリアン・チュアメニ。モナコに在籍していた2022年にリバプールが獲得に動いた選手だが、スペイン行きを選んだ。当時の移籍金8000万ユーロ(約136億円)はリバプールにはなかなか手が出ない金額だが、長年追い続けているターゲットということもあり、レアルが売却を決意した場合、今夏に再び獲得を狙う可能性があるのではと期待されている。

 最後はイングランド1部フルハムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ。ボール奪取力と鋭いタックルに定評がある選手で、今年1月にはドイツ1部バイエルン・ミュンヘンも獲得に動いた。プレミアリーグでの実績も十分で、リバプールも以前から関心を持っていたとされる。ネックは7月に29歳を迎える年齢と6000万ポンド(約120億円)とも言われる高額移籍金だろう。

 昨季はメインターゲットとして狙っていたエクアドル代表MFモイセス・カイセドとベルギー代表MFロメオ・ラビア(ともにチェルシー)の獲得を逃したリバプール。今夏の移籍市場では狙い通りの補強を進めることができるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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