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ミャンマーは「ひどすぎた」 無気力の対戦相手に日本代表OB落胆「正直、ユース世代以下」【見解】

FOOTBALL ZONE / 2024年6月7日 8時1分

■【専門家の目|栗原勇蔵】5バックで防戦一方のミャンマーは「闘志を全く感じなかった」

 森保一監督率いる日本代表は、6月6日に敵地で行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第5節ミャンマー戦に5-0と大勝した。防戦一方のミャンマーに関して、元日本代表DF栗原勇蔵氏は「あまりにひどかった」「闘志を全く感じなかった」と指摘した。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

   ◇   ◇   ◇   

 日本は森保監督の第2次政権では初となる3-4-2-1システムで試合をスタート。対するホームのミャンマーは5バックで守備を固める形を採用した。

 日本は前半17分、ハーフウェーライン付近でボールを受けたMF鎌田大地が左前方のスペースへボールを展開。走り込んだMF中村敬斗がペナルティーエリア内まで切り込んで右足シュートを決め、幸先良く先制に成功した。

 さらに、前半34分には中村の横パスをペナルティーエリア内で受けた鎌田が反転しての右足シュートを放つと、ゴールポストに当たった跳ね返りをMF堂安律が蹴り込み、2-0とリードを広げてハーフタイムを迎えた。

 後半も日本ペースとなったなか同30分、右45度付近から途中出場のMF相馬勇紀が左足で入れたクロスで相手の背後に出たFW小川航基がヘディングで決めて3-0とリードを広げると、同38分に再び小川が追加点、試合終了間際には中村が芸術的なミドルでゴールを奪い、5点差で大勝を飾った。

 今予選1分3敗(2得点19失点)だったミャンマーは、5バックで防戦一方。日本に5ゴールこそ生まれたが、日本代表OB栗原氏は「上積みとか、新戦力とか見込めず、収穫は怪我人が出なかっただけ」と厳しく試合に言及した。

「今日のミャンマーは、ここ数年で一番ひどかった。対戦相手のことで申し訳なさもありますが、ほかのアジアのチームは成長しているなかで、あんな気持ちでサッカーをやっていたら成長は望めない。向かってこないし、負けていても痛がる。ひたすら守って、闘志を全く感じなかった。ゲームプランが崩れたのかもしれないけど、3点、4点取られても、ファイティングポーズすら取らない。正直、ユース世代以下。日本も決して良くなかったとはいえ、ミャンマーがあまりにひどかったと思います」

 栗原氏は「相手あってのサッカーだと改めて思いました」と、ミャンマーに戦う姿勢が見られなかったことで、試合の見どころや魅力も削がれたと見解を述べる。

「空気の抜けかけたサンドバック相手にやっている感じ。日本もやりづらかったでしょう。インプレーが短くて、試合として正直つまらなかった。ミャンマーは勝てるチームがあるのか。日本相手にどこまでやれるのか、大敗でも戦う姿勢があればまだいいけど、気持ちの面でがっかりしました。日本はああいうサッカーになっても仕方ない部分もありますけど、10点は取れたと思います」

 栗原氏は、「今日に関しては相手の問題」と前置きしたうえで、「せっかく地上波で放送があったなかで、日本はミスも多く、放映面でもポジティブな面は少なかった」と懸念していた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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