「トミ! トミ!」 森保Jのプレミア戦士がまるでヒーロー…ミャンマー会場で“憧憬の的”に【現地発】
FOOTBALL ZONE / 2024年6月7日 12時40分
■W杯アジア2次予選ミャンマー戦で5-0の圧勝
森保一監督率いる日本代表は6月6日、2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で敵地でのミャンマー戦に臨み、5-0で勝利を収めた。森保監督は初めてスタートからの3バックに挑戦。MF中村敬斗、FW小川航基の2ゴール、MF堂安律が1ゴールと攻撃陣が躍動した一戦で、DF冨安健洋(アーセナル)、DF長友佑都(FC東京)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)がベンチ外となった。試合後、スタジアムの周辺は現地のファンが異例の“トミコール”を起こしていた。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)
◇ ◇ ◇
「トミ! トミ! トミ! トミ!」
耳をつんざくようなコールが会場トゥウンナ・スタジアムの周辺に響き渡った。試合終了のホイッスルが鳴り、時間は午後9時になろうとしていた。選手が続々と取材エリアへと登場。そのすぐ外には日本代表の移動バスが待機しており、取材を終えた選手から乗り込んでいく。その周辺を取り囲むように、何百人という現地のファンが押し寄せていた。
すると、この日ベンチ外だった冨安が荷物を運びながらバスへと向かう。現地ミャンマーのファンはアーセナルのユニフォームを掲げ、まさに国民が待ち望んだヒーローのようだった。
ミャンマーでは英プレミアリーグがテレビ放送されており、熱狂的なファンが多い。リザーブメンバーだったMF遠藤航、MF南野拓実の“リバプールコンビ”の名が試合前にコールされると、場内では大歓声が起こった。前半終了間際に南野がベンチへはけた際にもメインスタンドの観客から拍手が起こるほどだった。
ルートン・タウンでプレーする橋岡のもとにもミャンマーの記者たちが駆け寄り“セルフィー”をおねだり。ミャンマーの赤いユニフォームではなく、アーセナルやリバプールのシャツを着ていた人も多かった。
それほど待ち望んだ存在だっただけに、プレーしている姿が見られず落胆した人も多かっただろう。だからこそ、冒頭の“バス待ち”が起こり、町中に響き渡るような「トミコール」で出迎えられたのだ。アジア2次予選だからこそ見られる貴重な光景。その姿が憧れとなり、ミャンマーサッカー、そしてアジアの発展につながってほしいものだ。(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
前戦ベンチ外の冨安、シリア戦スタメンで金髪姿に反響「かっこいい」「マジ?」
FOOTBALL ZONE / 2024年6月11日 19時30分
-
日本代表、シリア戦のスタメン発表! 9人の大幅入れ替えで久保、上田、冨安らが先発へ
FOOTBALL ZONE / 2024年6月11日 18時18分
-
冨安健洋も完全合流、東京五輪CBトリオが3バック“居残り練習” シリア戦で起用の可能性も?
FOOTBALL ZONE / 2024年6月8日 19時26分
-
プレミア人気高いミャンマー、日本の“リバプール組”を現地ファン大歓迎 スタンドから拍手【現地発】
FOOTBALL ZONE / 2024年6月6日 20時53分
-
森保J、ミャンマーで練習初日からスコール襲う 選手のロッカー室は野ざらしの過酷環境【現地発】
FOOTBALL ZONE / 2024年6月4日 19時17分
ランキング
-
1「HR球売るのか?」「絶対売らねぇ!」 大谷の記念球キャッチ、17歳高校生が大絶叫
Full-Count / 2024年6月27日 9時58分
-
2ヤクルト畠山コーチが突然の退団 原因は金銭トラブルか…水原一平事件では「畠山は大丈夫か?」との声が
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月27日 19時2分
-
3W杯アジア最終予選、組み合わせ決定 日本は豪州、サウジアラビアらと“死の組”争いへ
FOOTBALL ZONE / 2024年6月27日 16時34分
-
4女子バスケ、220センチ・17歳のプレーは「理解不能」地元メディア 「中国の国宝」日本戦44得点、試合のたびに成長【U18 女子アジアカップ】
J-CASTニュース / 2024年6月27日 11時25分
-
5石川祐希主将らNL決勝大会14選手発表 左足首負傷の高橋藍は補欠…28日午前0時からカナダ戦
スポーツ報知 / 2024年6月27日 15時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください