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セルティック古橋に「50億の値札」 売却値“設定”と英報道「ビッグクラブ移籍へ最後の機会」

FOOTBALL ZONE / 2024年6月11日 6時20分

■今夏の去就動向が注目

 スコットランド1部セルティックに所属するFW古橋亨梧は、今夏の移籍市場でスコットランドの名門を離れる可能性があると報じられている。英メディア「Football Insider」は、他クラブから関心を持たれているという古橋の移籍金を設定したと伝えている。

 アンジェ・ポステコグルー前監督の下で古橋は、2021-22シーズンは公式戦33試合で20得点5アシスト、2022-23シーズンは同50試合で34得点4アシストという数字を残し、リーグ連覇などに貢献した。だが、昨シーズン就任したブレンダン・ロジャーズ監督の下では公式戦50試合19得点5アシストにとどまった。

 ピート・オルーク記者は記事の中で、古橋の去就動向に言及。「今夏がビッグクラブへ移籍できる最後の機会になる」と予想しているものの、セルティック側には放出する計画はないという。ロジャーズ監督は、来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を戦うために、スカッドに高い競争力を求めるという。また、古橋自身もCLでの戦いに前向きであり、移籍する野心はないようだ。

 セルティックは2021年に、わずか450万ポンド(約9億円)でヴィッセル神戸から古橋を獲得。日本人ストライカーは瞬く間にフィットし、3度のリーグ優勝、2度のスコティッシュカップ優勝、リーグ杯優勝をクラブにもたらすとともに、2022-23シーズンには得点王と年間最優秀選手賞を受賞した。

 ファンのお気に入りでもある古橋だが、移籍する可能性が生じるとしたら、それは「クラブに断ることのできないオファーが届いた場合」になるという。一部報道ではJ1クラブやイングランドのクラブからの関心も報じられているなか、「セルティックは古橋に2500万ポンド(約50億円)の値札を付けている」と記事は伝えている。

 スコットランドで活躍を続けているものの、なかなか日本代表にも定着できていない29歳の古橋だが、今オフに移籍することになるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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