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U-23日本代表、パリ五輪メンバー発表前ラストマッチで米国をPK&細谷真大ゴールで2発撃破

FOOTBALL ZONE / 2024年6月12日 10時58分

■山本理仁の頭部にボールが当たり交代となるアクシデントも

 パリ五輪を目指すU-23日本代表は、現地時間6月11日に同アメリカ代表と国際親善試合を実施。本大会のメンバー発表前で最後の活動になる米国遠征の2戦目、多くのゴールチャンスを作り前後半に1点ずつを奪い2-0で勝利した。

 日本はこの米国遠征で7日に非公開での試合を行い、これが2試合目になった。互いにパリ五輪への切符を手にしているチーム同士の強化試合は前半の立ち上がり、左サイドからペナルティーエリア内へ進出したMF斉藤光毅がボールを浮かせての切り返しを狙ったところで相手DFのハンドを誘いPKの判定に。これをFW藤尾翔太がゴール左に蹴り込んで前半6分の先制ゴールとなった。

 その後もハイプレスと後方からのビルドアップを織り交ぜながらゲームを支配した日本は敵陣でのプレー時間を長くした。ゴール前での決定力を欠いて追加点が奪えないなかで前半22分、相手のシュートをブロックしようとしたMF山本理仁の顔面から頭部にボールが直撃。ピッチ上に倒れ込み担架も入るアクシデントとなり、大岩剛監督はMF川﨑颯太との交代を決断した。

 攻め込みながら点につながらない日本は前半40分にも中盤の突破から速攻に意向。相手の最終ラインに対して3対2の形を作るビッグチャンスを作ったが、藤尾のラストパスを受けたMF藤田譲瑠チマのシュートは枠外に飛んで ゴールならず、1-0のまま前半を終えた。

 日本は後半に向けMF平河悠とFW細谷真大を投入。すると後半5分に細谷は相手最終ラインのパスが乱れたところを奪ってビッグチャンスを迎えたが、GKと1対1になりかけたところで相手選手に倒された。決定的な得点機会の阻止に思われたが、主審の判定はイエローカードに。良い位置でのフリーキックだったが、ゴールにはできなかった。

 アメリカが前半よりも全体にプレーエリアを前に出してきたことで、よりボール際の攻防が増えた。それでも全体的にゲームを制圧する日本は後半24分、敵陣で相手のスローインをカットしたところからショートカウンターへ。MF三戸舜介がペナルティーエリア内まで進出してシュートを放つと、相手DFに当たったボールをさらにGKが弾いて転がったところに細谷が詰めて追加点を奪った。

 地元で意地を見せたいアメリカに試合終盤は攻撃を許す場面が多くなったものの、このまま日本は2-0で逃げ切り勝利。パリ五輪へ向けて7月3日に予定されている本大会のメンバー発表までの活動が全て終了した。(FOOTBALL ZONE編集部)

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