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浦和監督、今夏の移籍市場で補強の可能性に言及「変化がある可能性はある」

FOOTBALL ZONE / 2024年6月13日 16時10分

■ソルバッケンが膝の負傷で離脱

 浦和レッズのペア・マティアス・ヘグモ監督は、6月13日のトレーニング後にオンラインの定例会見を実施。現在のチームにおける負傷者の状況と、今後の移籍ウインドーについて言及して「もちろん、このウインドーで変化がある可能性はある」と話した。

 浦和は6月1日のリーグ第17節ヴィッセル神戸戦を終えてから4日間のオフを取ってトレーニングを再開。数日間の公開練習もあったが、ヘグモ監督は「今朝のミーティングでも選手たちには非常に高い質のトレーニングができているという話をした。スタッフが非常にいい環境を作っているし、ディテールのところまで詰める作業ができていると思う。非常に集中できているし、今後、彼らのさらなる成長が見られればと思う」と話した。

 また、まとまった時間があったことによるシーズン前半戦の総括として「ここ最近、数週間は非常に良くなってきていると感じる。そして、直近の2試合では勝ち点6を取っていてもおかしくなかった。ケガ人に関しては不運な部分もあった。もう少し勝ち点を取っていても良かったと思う。神戸戦の後半は非常に良いプレーができて、我々のやりたいことが見られた時間帯があった。フィジカル的なデータも、非常にいい数値を残すことができた。チームとしてのパフォーマンスはそうだし、個々の選手にも練習の文化の成果が出始めていると思う」と話した。

 一方で、その公開練習では多くの選手が負傷やコンディション調整で別メニューになっていた。また、スウェーデン代表の活動中にMFサミュエル・グスタフソンに膝の負傷があり、帰国後に検査する予定が明かされていた。

 そうした状況についてヘグモ監督は「あまり具体的なことは言えないが、すべてが順調なら鹿島アントラーズ戦(6月22日)のタイミングで5人くらい選手が戻ってきている可能性がある。より早いタイミングで帰ってきてくれる選手がいればいいが、鹿島戦ではケガから戻ってきている選手がいる可能性があるということ。セレッソ大阪戦(6月15日)に関しては明日のトレーニングで選手の状況を見て考えたい」と、今週末のゲームは主力に欠場が重なり我慢のタイミングになることを示唆した。

 そして、7月8日から8月21日に設定されている夏の登録ウインドーに向けた動きについて「我々はまず、負傷者が復帰することを望んでいる。短期離脱、長期離脱と色々な状況はあるが、非常に良い選手が離脱してしまっている」とコメント。シーズン前半戦はFW松尾佑介、FWオラ・ソルバッケン、MF関根貴大、FWブライアン・リンセン、FW安部裕葵といった選手たちが負傷離脱により稼働期間が極端に少なかった。

 そのうえで「日本にとっては非常に難しいウインドーになる。ヨーロッパや他の国とタイミングが違う難しさですね。堀之内SD(スポーツ・ダイレクター)とは日々、良いコミュニケーションを取っている。もちろん、このウインドーで変化がある可能性はある」と話した。

 6月末で期限付き移籍契約の期間が満了になるソルバッケンの去就に加え、前半戦の間にFW髙橋利樹とMF早川隼平が期限付き移籍でチームを離れたことで補強に動く余地もある。約1年後にはリニューアルされた32チームでのクラブ・ワールドカップ(W杯)への出場が決まっていることも含め、その動向も注目される。(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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