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久保獲り「トッテナム承認」 84億円“入札”の可能性…海外指摘「監督は日本好き」

FOOTBALL ZONE / 2024年6月14日 12時11分

■ポステコグルー監督率いるトッテナムが獲得に本腰と海外報道

 スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の去就動向に関して、イングランド1部トッテナムが今夏獲得へ本腰を入れる可能性が浮上している。日本人アタッカーの今夏プレミアリーグ入りは実現するのか、その行方に韓国メディアも熱視線を送っている。

 久保の去就動向に関する新展開として英メディア「TEAM TALK」はアンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムが5000万ユーロ(約84億円)で「入札を開始した」と報道。かねてから獲得に関心を示していたクラブの1つとされていたなかで、今夏の獲得に本腰を入れる構えだと伝えている。

 久保は2022年夏にスペイン1部レアル・マドリードからソシエダへ完全移籍。加入初年度の昨季は中心選手としてリーグ戦9ゴールをマークし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。今季も主力として公式戦39試合で7得点4アシストの成績で存在感を発揮している。

 攻撃陣の強化を目論むトッテナムは、久保のポテンシャルを評価。記事では「トッテナムのスカウト担当は久保のプレーに非常に感銘を受けており、これまでリバプールやアーセナルへの移籍が噂されていたこの日本代表選手をイングランドに連れてくるつもりだ」と伝えており、その動向が大きな注目を集めている。

 韓国メディア「Xports News」でもこの報道に脚光が当てられ「トッテナムのポステコグルー監督が、久保の迎え入れを承認した」と報道。「ポステコグルー監督は、Jリーグの横浜F・マリノスを指導した経験があり、日本人選手が好きな指導者としてよく知られている」と、トッテナムを率いるオーストラリア人指揮官のキャリアに絡ませつつ、去就動向の行方に熱視線が注がれた。

 なお、久保とソシエダの間には6000万ユーロ(約101億円)の契約解除条項があるとされ、「TEAM TALK」は移籍金がネックになる可能性も指摘。2019年のスペイン初挑戦後に着実に成長を遂げたなかで、慣れ親しんだ地を離れる決断を下すことになるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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