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鹿島FW鈴木優磨を「好きです」 元日本代表DFが告白、ピッチ内で揉めた後“驚愕”対応とは?

FOOTBALL ZONE / 2024年6月17日 7時30分

■「内田篤人のFOOTBALL TIME」に安田理大氏がゲスト出演

 J1もまもなくシーズン半分を消化する。常勝軍団の鹿島アントラーズだが、近年はタイトルから遠ざかっている。それでも今シーズンはランコ・ポポヴィッチ監督の下で勝ち点を積み重ねており、FC町田ゼルビアと優勝争いを繰り広げている。鹿島OBの元日本代表DF内田篤人氏と元日本代表DF安田理大氏が、スポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIME」で今季の鹿島の3人のキープレーヤーについて語った。

 ポポヴィッチ監督が鹿島の監督に就任することを知った際、安田氏は「ちょっとどうなるのかな?と思っていました」と言うと、内田氏も「みんな思っていたよね」と相槌を打つ。安田氏は「若手も起用したり、ポジション変更をしたりとか、絶対的なエースが活躍してくれている。そういう選手がいるのはいいですよね」と、分析した。

 番組では3人の選手をキープレーヤーとしてクローズアップ。一人目は安田氏が指摘した「ポジションチェンジ」をした選手で、ポポヴィッチ監督のもとFWからボランチに転向したMF知念慶だった。知念の背番号は13番。内田氏は「鹿島の13番といえば、柳さんとか慎三さんとか、FWの選手のイメージがあるけど」と、これまで元日本代表FW柳沢敦氏や元日本代表FW興梠慎三(現浦和)が背負っていた鹿島の13番=ストライカーに新しい色を加えていることを指摘した。

 そして、そのボランチとしてのプレーぶりについて内田氏は「サイドバックとしては助かる。読みがいいと、自分のポジション位置が決まる。真ん中がしっかりしてくれないと、サイドはフワッとなる。中央がカチッとなると予測できるのが、僕らなので。こういう選手がいると楽ですね」と、ポジショニングの良さを評価した。そして「トップ下くらい(からボランチのコンバート)なら分かるんですけど、ガッツリ守備もできるし、走るし、体をぶつけられるし、強いし。どこを見てボランチで行けると思ったんですかね、監督は。すごいですね」と、ポポヴィッチ監督の慧眼に感服した。

 これを聞いた安田氏は「釣り好きJリーガーのグループラインに入っている」と明かした。そして「沖縄出身でノホホンとしているから、本人はポジション変更を気にしてないと思う」と冗談を飛ばして「あとは身体が強い。FWだったから無理が利くし、球際とかもビビらない。そういうのがいいのかもしれない」と、コメントした。デュエル勝利数、インターセプト回数などのデータが6月3日時点のデータでリーグトップであることを聞くと、安田氏は「佐野海舟と知念の2人が守備でガツっといける。そこをしっかり支えられているのは上位にいる理由かも」と、納得していた。

 2人目に挙げられたのが、サイドバックながら17試合出場で5得点とゴールを量産しているDF濃野公人だ。「内田篤人2世」と紹介されると、J1通算3得点の内田氏は「もう俺より結果を残しているからね、彼は」と、関西学院大卒のルーキーを称賛して「やたら良いところに顔を出す」と言い、「パリ五輪世代なんでしょ? 最後ないかな。もう遅いか……」と、パリ五輪を控えるU-23日本代表への招集への期待まで口にした。

 安田氏は「これ、そろそろ内田篤人、名良橋(晃)さんが背負っていた2番……。結果を出したら」と、鹿島歴代の元日本代表右サイドバックがつけた番号を引き継ぐことを期待すると、内田氏は「今、2番は安西(幸輝)がつけているから。でも、今年は安西も良いんですよ」と、左サイドバックで活躍している安西についても言及した。

 そして3人目には、ここまで8ゴールを挙げて得点ランク4位のFW鈴木優磨が挙がった。内田氏は「彼はやってくれる。強いのはもう分かっているし、高さもヘディングのタイミングも抜群。上手いんだよね。結構、バチバチいくけど、憎いほど上手いんだよね。鹿島でやっていた時も『この選手は来るな』ともちろんわかっていたけれど、(金崎)夢生の良いところも、悪いところも学んでいると思う」と、元日本代表FW金崎夢生から受け継いだものもあると指摘した。

 安田氏が「性格的にはオラついているようなイメージがめちゃめちゃあるけど、ウッチーとかにはどうなの?」と聞くと、内田氏は「めちゃめちゃ、ちゃんと後輩。すごく良い子」と答えた。安田氏は「俺も一回試合した時、ちょっとサイドでガチャガチャともめて、めちゃくちゃ口悪く言われたんだけど、試合が終わったらめっちゃ丁寧に挨拶されて。俺はそこから好きです」と、現役時代のエピソードを明かした。

 内田氏は「誤解されがちなんだけど、彼のグラウンドに立った時のああいうパワーはチームメイトに伝わるし、大事な部分。そこをマイナスに見ないでほしい。彼自身も上手く見せることができたらもっとプラスだけど、あのエネルギーはなくさないでほしい」と、チームをけん引している40番にエールを送った。(FOOTBALL ZONE編集部)

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