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14年ぶりの対戦、川島永嗣と長友佑都が“再会”の舞台裏…2人が交わした会話とは?「しぶとい」

FOOTBALL ZONE / 2024年6月17日 10時10分

■2010年以来、ともにピッチに立つ

 ジュビロ磐田は6月16日、J1リーグ第18節に味の素スタジアムでFC東京と対戦した。この試合では4大会連続で日本代表としてW杯に出場した磐田のGK川島永嗣とFC東京のDF長友佑都が、約13年ぶりに対戦した。

 この試合、磐田は前半21分にコーナーキック(CK)からMFリカルド・グラッサが先制ゴールを決めてリードした。このまま逃げ切りたいところだったが、後半39分にFW安斎颯馬にセットプレーからヘディングを決められて1-1となり、痛み分けとなっている。

 試合を振り返り川島は「自分たちの試合にできた場面もあったと思うし、最後のところで失点してしまったのは、かなり残念ですけれど、今後の自分たちのことを考えれば今日こうやって悔しい顔をしていたのは、チームにとってすごく良いことだと思う。このメンタリティで次に向かっていきたい」と、勝ちきれなかったものの前を向いた。

 日本代表で長く一緒に戦ってきた長友とは、川島がフランス1部RCストラスブールに所属していた2021年にも、試合会場では会えたという。しかし、当時マルセイユに所属していた長友がピッチに立ったのに対し、川島はプレーできなかった。そのため、対戦相手としてピッチに立つのは、この試合が2010年4月4日以来、実に14年ぶりだったという。

 元日本代表MF長谷部誠や元日本代表FW岡崎慎司が次々と欧州で引退をしていくなか、Jの舞台で再会できたことについて「いやぁ、元気ですね。ゴリ兄弟」と笑った川島は、「前回はフランスでしたけど、こうやってピッチの上で戦うことはできなかったので、戦うことができたのは嬉しい。お互いに余計なことを考えず、目の前の試合のことしか考えていない。また切磋琢磨してやりたい」と、感慨深く感じながらも、現役アスリートらしく先を見据えた。

 試合後には「お互いしぶといね」と話し合ったと言い、同年代の選手が退いていくなかでも「やっぱり年齢は関係ない。ピッチの上で自分たちがどれだけ見る人の心を動かせるかが一番だと思います。そのためにはやらないといけないことがある。お互いに違うチームですが、自分のチームはもちろん、日本のサッカーのために、やれることが何かあればいいんじゃないかなと思います」と、今後も互いにJリーグ、日本サッカー界を盛り上げていきたいと口にした。(河合 拓 / Taku Kawai)

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