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横浜FMが土壇場の逆転劇! ヤン・マテウスが90分劇的弾…広島を3-2撃破で連敗脱出

FOOTBALL ZONE / 2024年6月19日 21時0分

■J1第13節の延期分開催

 J1は6月19日に第13節の延期分を行い、AFCチャンピオンズリーグで準優勝した横浜F・マリノスとサンフレッチェ広島が、ニッパツ三ツ沢球技場で対戦した。連敗中だった横浜FMはFWヤン・マテウスが劇的弾を叩き込み、3-2で競り勝った。

 リーグ戦2連敗中の横浜FMに対し、広島はリーグ戦4戦無敗で直近の2試合は連勝中。ただし、広島はDF荒木隼人が負傷、DF佐々木翔が累積警告で出場停止、さらに日本代表MF川村拓夢が海外移籍に向けてチームを離脱したなかでこの試合を迎えた。

 試合はいきなり動く。前半2分、広島は自陣でのスローインから攻め込み、浮き球のパスをつないで最後はFW大橋祐紀のパスを受けたFW加藤陸次樹が2試合連続となるゴールを決め、アウェーチームが先制点を挙げた。先制された横浜FMも同10分にヤン・マテウスのパスを受けたMF天野純がゴールを狙ったが、シュートはGK大迫敬介の正面を突いた。

 互いにチャンスを作るなか、前半15分にも横浜FMはDF松原健が相手陣内でパスカットして、縦パスを入れる。FWアンデルソン・ロペスがダイレクトでゴールを狙ったがゴール右に逸れていった。ここまでチーム最多10得点のアンデルソン・ロペスは、同21分にも左サイドの井上健太のクロスに飛び込んだが、わずかに合わずに得点はできなかった。

 攻勢となった横浜FMは、前半27分に右サイドでボールを持ったヤン・マテウスが縦に仕掛けてエリア内で天野とワンツー。リターンパスを受けて左足でゴールネットを揺らし、今季2点目のゴールを決めた。

 前半のうちに追いついた横浜FMだったが、左サイドバックのDF永戸勝也が負傷し、DFエドゥアルドと交代になる。それでも前半42分にも横浜FMは速攻からチャンスを作り、MF渡辺皓太のスルーパスがエリア内のヤン・マテウスに通り、折り返しをアンデルソン・ロペスが合わせたが、GK大迫が好セーブで防いだ。このまま前半は1-1で終了する。

 後半の立ち上がりも、横浜FMが広島を押し込む。後半6分には天野からアンデルソン・ロペスへクロスが入るが、DF東俊希に体を寄せられながら放ったシュートは左に外れる。同7分には天野がドリブルで仕掛けると、ペナルティエリアのすぐ外でMF満田誠に倒される。前半にも警告を受けていた満田は、2枚目のイエローカードとなって退場となった。このFKから天野が直接ゴールを狙ったが、クロスバーの上を叩いて外れていった。

 数的不利となった広島は、MF志知孝明とFWピエロス・ソティリウを下げてMF松本大弥とMF越道草太をピッチに送り込んだ。横浜FMは井上を下げ、FW宮市亮を投入する。後半23分にも横浜MFは天野のコーナーキック(CK)からアンデルソン・ロペスがヘディングシュートを放つが、左に外れる。同31分には広島の攻撃を食い止めて、ヤン・マテウスが長い距離を運んでシュート。浮き球を回収したアンデルソン・ロペスがMF喜田拓也にパス。喜田がシュートを放ったが右に外れた。

 勝ち越し点を決めたのは広島だった。後半32分、DF渡邊泰基のスローインとカットした大橋が、ドリブルでボールを運んで右足でシュートを放つ。これがゴールに決まり、大橋の今季8得点目で数的不利の広島が2-1と勝ち越した。

 再びリードされた横浜FMも、直後に宮市がエリア内でDFをかわしてシュートを放つなど、同点ゴールを目指したが決めきれず。それでも後半42分、左サイドで喜田からパスを受けた宮市がエリア内深くに侵入して折り返したボールをアンデルソン・ロペスがゴールに押し込み、2-2の同点に持ち込んだ。

 さらに同45分にも左から攻撃を仕掛け、宮市のパスを受けたアンデルソン・ロペスがポストプレー。落としたボールをヤン・マテウスが左足でゴールに決め、横浜FMが3-2と逆転に成功した。このまま試合は終了し、横浜FMが劇的な勝利を挙げている。(河合 拓 / Taku Kawai)

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