悪童バロテッリが格闘技に挑戦 ド迫力の蹴り連発に海外注目「トレーナー可哀想」

■トレーナーとの練習姿がSNSで話題に

　元イタリア代表の“悪童”マリオ・バロテッリは今季、トルコ1部アダナ・デミルスポルでリーグ戦16試合に出場し7ゴール1アシストの成績を残した。健在ぶりを示すなか、なんとこのほど“ムエタイ”に挑戦。強烈な蹴りが話題を呼んでいる。

　現在33歳のバロテッリは、15歳の時に母国ルメッツァーネでプロデビュー。その後はインテルをはじめ、マンチェスター・シティやACミラン、リバプールにマルセイユなど国内外にある数々の名門を渡り歩いた。そして、30歳になるとトルコへ。監督との対立で一度はアダナ・デミルスポルを退団するも、復帰した今季は7ゴールと目に見える数字を残した。

　そんなバロテッリは、格闘技界でのキャリアを思い描いているのかもしれない。「UFC」トルコ版公式X（旧ツイッター）は6月18日、「ムエタイのトレーニングをするバロテッリ」とメッセージを添えて1本の動画を公開した。

　収められていたのは、本場タイのジムと見られる場所でトレーナーのミットに蹴りを打ち込み続ける姿。しなやかなフォームから強烈な右蹴りがミットに打ち込まれると、「ドス」と大きな音が周囲に響き渡る。1メートル89センチの恵まれた体格が遺憾なく発揮されたと言える光景だ。

　バロテッリのムエタイトレーニングが公開されると、早速ファンが反応。コメント欄には「トレーナー可哀想」「脚力のトレーニング？」「イブラヒモビッチ対バロテッリ」といった声が寄せられている。プロサッカー選手を引退したら格闘家へ転身。バロテッリにとってそんな未来は実現するだろうか。（FOOTBALL ZONE編集部）