タイ１部移籍の日本人MF、生まれ年発売“レトロゲーム”で紹介し話題「懐かしい」「面白い」

■タイ1部BGパトゥム・ユナイテッドFCに完全移籍

　サンフレッチェ広島は6月20日、MF野津田岳人のタイ1部BGパトゥム・ユナイテッドFC完全移籍を発表した。新天地での活躍に期待が懸かるなか、移籍先の“紹介映像”が話題になっている。

　広島ユースで育った現在30歳の野津田は、2013年に広島のトップチームに昇格した。その後、2016年にアルビレックス新潟、17年に清水エスパルス、17年と18年にベガルタ仙台、21年にヴァンフォーレ甲府へ期限付き移籍を経験し、22年に広島に復帰。今季はここまで4試合の出場に留まっていた。

　そうした状況のなかで決まった今回の移籍。すると早速、パトゥム・ユナイテッドはクラブ公式X（旧ツイッター）で「1994年生まれ。これからはレトロゲームの時代だ！」とメッセージを添え、野津田の紹介動画を公開した。

　今回の動画は、野津田本人が暗い部屋の中に設置されたテレビの前に座って1994年発売に発売されたスーパーファミコンのゲーム「Jリーグエキサイトステージ94」をプレーするというもの。野津田の生まれ年とかけているのは間違いなく、紫のユニフォームを身に纏ったプレーヤー「のつだがくと」が左足で豪快なゴールを決めるという演出も今後への期待を抱かせる。そして最後は、本人が日本語でファンに向かって挨拶し動画を締めくくった。

　懐かしさと同時に遊び心も感じる紹介動画は早速SNS上で話題に。ファンからは「BGPUで勝ちましょう！」「面白い」「めちゃくちゃ懐かしい」といった声が寄せられている。（FOOTBALL ZONE編集部）