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C・ロナウドが神対応→警備員がタックルで選手負傷の"悲劇" 英騒然「茶番劇から狂乱の事態」

FOOTBALL ZONE / 2024年6月23日 17時1分

■C・ロナウド目当てに乱入者が続々

 ポルトガル代表は現地時間6月22日、グループリーグ第2節でトルコ代表と対戦し、3-0で勝利した。この試合では、FWクリスティアーノ・ロナウドがピッチに侵入した子供の自撮りに笑顔で応じる“神対応”を披露した一方、それをきっかけにロナウドとの接触を試みたほかの侵入者を阻もうとした警備員がFWゴンサロ・ラモスに衝突して負傷させる悲劇に、英メディアがこぞって注目している。

 初戦で勝利しているポルトガルはトルコ戦でも前半21分、MFベルナルド・シウバが先制点を奪う。同28分にオウンゴールでリードを広げ、後半10分にロナウドのアシストからMFブルーノ・フェルナンデスが追加点を記録し、3-0の快勝を収めた。2戦消化で勝ち点6を獲得し、手堅く決勝トーナメント進出を決めている。

 しかし、この一戦は試合後を含めて計6人の観客がピッチに乱入する異様な展開に。試合中にピッチに侵入した子供に対し、ロナウドは自撮り撮影に応じる“神対応”を示した一方、我も我もとロナウドの接触を試みる侵入者があとを断たない事態となった。

 すると、試合後にロナウドに向かう侵入者を阻もうとした警備員が足を滑らせ、近くを歩いていたラモスに死角から強烈なタックルをお見舞いする格好に。ラモスは足を引きずり、痛めた様子を見せていた。

 この場面に、英メディアもこぞって反応。英紙「デイリー・ミラー」は「EUROの警備員、ロナウドのファンをタックルするはずが、ポルトガルのスター選手を転倒させる」と見出しを打ち、「試合は乱入者によって何度も中断させられ、最初に挑んだ子供がピッチに駆け込み、ロナウドとの自撮りを成功させた。これをきっかけに模範者が次々とピッチに雪崩れ込み、ロナウドと写真を撮ろうとした」と状況を説明している。


(画像は「DIARIO RECORD」の公式Xより)

 ラモスはこの試合で出場機会が訪れなかったものの、英紙「デイリー・メール」は「ラモスは左膝を負傷し、転倒から起き上がった際、痛みに顔を歪めていた。乱入に対するロナウドの反応を追っていたカメラの視界から、ラモスは足を引きずりながらひっそりと消えていった。出場のなかったラモスは、予想外の出来事により、治療が必要となった」と、試合外で負傷を抱える羽目になったと指摘している。

 英紙「デイリー・エクスプレス」は「EUROのセキュリティー茶番劇から狂乱の事態。ポルトガルのエースが警備員にタックルされる」と大々的に取り上げ、今大会の警備を強く非難。選手や監督からも不安の声が続々と噴出しており、今後も大きな問題としてスポットライトが当てられることになりそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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