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どこまで伸びる? GL首位通過のドイツ、守護神ノイアーがEUROのGK最多出場記録を更新

FOOTBALL ZONE / 2024年6月24日 12時1分

■ブッフォン、ファン・デル・サールら名手がズラリ

 欧州選手権(EURO)は現地時間6月23日にグループリーグA組の最終戦が終わった。ドイツはスイスと1-1で引き分けて1位通過を決めた。このゲームにフル出場したドイツ代表GKマヌエル・ノイアーはGKのEURO最多出場記録を更新したが、ドイツ誌「キッカー」は歴代の名手をランキング形式で紹介している。

 第2戦までにノイアーは2012年、16年、21年、24年とEURO4大会目で17試合の出場になっていた。この歴代最多タイ記録で並んでいたのが元イタリア代表の鉄壁守護神ジャンルイジ・ブッフォンで04年からの4大会連続出場を記録し、最高成績は12年大会の準優勝だった。

 また、16試合で並ぶのは前回大会まで3大会連続出場していた元ポルトガル代表GKルイ・パトリシオと、1996年大会から4大会連続出場した元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サールの2人。パトリシオは16年大会の優勝GKで、ファン・デル・サールはベスト8とベスト4が2回ずつと常に好成績を残していた。

 15試合出場は、前回まで3大会連続出場した元フランス代表GKウーゴ・ロリス。EUROでは16年の準優勝が最高成績だった。

 ここからは、往年の名手と呼ばれる名前も出てくる。14試合に出場したのは、04年から3大会連続出場した元スペイン代表GKイケル・カシージャス。長年スペイン代表の守護神に君臨したカシージャスは、08年と12年の連覇を成し遂げている。EUROの歴史においても連覇はこの時のスペイン代表のみなので、GKとしても当然カシージャスが唯一無二の存在になる。

 また、04年から4大会連続出場したのが元チェコ代表GKペトル・チェフも14試合出場。デビューとなった04年大会ではベスト4に進出し、ヘッドギアがトレードマークになった以降の3大会では12年大会のベスト8が最高だった。

 同じく04年から4大会連続出場した元スウェーデン代表GKアンドレアス・イサクセンは13試合出場。04年のベスト8が最高成績で残り3大会はグループリーグ敗退だった。チェフも含め、同じ時期に4大会連続出場したブッフォンとの差は勝ち上がりによるチームの試合数と言えるだろう。

 そして、13試合出場した最後の選手は元デンマーク代表GKピーター・シュマイケル。1988年から4大会連続出場だが、何よりも「ダニッシュ・ダイナマイト」の異名を取り92年大会の優勝に導いた。他の3大会はグループリーグ敗退だったが、この時代の名手として名高い。そして、現在は息子のカスパー・シュマイケルがデンマーク代表の正GKを務めている。

 ドイツ代表が決勝トーナメント進出を決めたことで、ノイアーはさらに記録を伸ばしていくことが見込まれる。上位に入った選手たちを見ても、チームが多くの試合数をこなすために勝ち上がることが個人記録にも大きく影響する。また、16年大会から24チームに拡大され決勝トーナメントが1試合増えたことの影響もあるだろう。これらの名手たちに並び立つような若き守護神の登場も期待される。(FOOTBALL ZONE編集部)

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