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圧巻のスーパーセーブを連発…湘南救った韓国人GK、超人的反応は「予測して動くのではない」

FOOTBALL ZONE / 2024年6月27日 7時40分

■韓国人GKソン・ボムグンが失点を1に抑える

 湘南ベルマーレは6月26日、J1リーグ第20節で川崎フロンターレと対戦し、1-1と引き分けた。ホームの川崎が怒涛のように決定機を生み出す展開となったが、韓国人GKソン・ボムグンが圧巻のスーパーセーブを連発。超人的な反応を披露したなか、「予測して動くのではなく、ボールの軌道に対して反射的に動けるように訓練している」と、研ぎ澄まされた“反射神経”に言及している。

 18位と降格圏に沈む湘南は、序盤から川崎の怒涛の攻め込みに耐える展開を強いられるなか、守護神が別格の存在感を放った。前半16分、川崎に右サイドを突破され、ゴール前から相手FW山田新にフリーで枠内に打ち込まれるも、ソン・ボムグンが鋭い反応で弾き返す。こぼれ球に詰めたDF佐々木旭のシュートはポスト直撃に救われるが、ボールを拾ったMF脇坂泰斗の強烈なミドルシュートが再び枠を捉える。しかし、再びソン・ボムグンが瞬発力あるジャンピングセーブでゴールを死守した。

 それでもピンチは立て続けに訪れ、前半21分にペナルティーエリア左を崩され、ゴール前へのパスを山田が押し込む決定機を創出されたが、ソン・ボムグンが左手一本の驚異的な反応で阻んだ。前半に6倍以上のシュート数を川崎に許したが、韓国人GKの驚異的なスーパーセーブの数々により、スコアレスで前半を乗り切った。しかし後半17分、ゴール前で完全にフリーな相手FWマルシーニョの一撃はさすがに防ぐことができず、先制点を献上。それでも同33分に同点に追い付き、敵地で勝ち点1を持ち帰った。

 試合後、ソン・ボムグンにチームを救った数々のスーパーセーブについて尋ねると、「試合中には、どうしても(相手のシュートコースを)予測しなければならない局面が訪れる。しかし、予測して動くのではなく、ボールの軌道に対して反射的に動けるようにトレーニングから訓練していて、今日の試合にもつながった」と答えた。川崎の決定機はいずれも一点もので、たとえシュートコースを読めても止めるのが困難な局面だったが、ソン・ボムグンの“予測を凌駕する”反射神経が見事に湘南を救ってみせた。(城福達也 / Tatsuya Jofuku)

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