川崎、2戦連続の悲劇…終了間際の失点で1-1ドロー 広島MF満田に同点弾浴びる

■川崎は広島に1-1のドロー

　川崎フロンターレは6月29日、J1リーグ第21節でサンフレッチェ広島と対戦し、1-1と引き分けた。前節の湘南ベルマーレ戦（1-1）に続き、先制に成功して試合の主導権を握りながらも、終盤に一瞬の隙を突かれる同点弾により、勝ち点1に留まることになった。

　直近3戦未勝利で14位に位置する川崎は前半4分、自陣ペナルティーエリア内でのパスをインターセプトされると、ゴール前でボールを拾った相手FWドグラス・ヴィエイラにシュートを放たれるも、MF橘田健人の決死のブロックで窮地を逃れた。すると同23分、ペナルティーエリア外からMF瀬古樹が左足を振り抜くと、ミドルシュートは広島守備陣に当たって軌道が変わり、相手GK大迫敬介が辛くも弾き返したこぼれ球をFWマルシーニョが押し込んで、先制に成功した。

　後半も川崎が左サイドの突破から幾度となくチャンスを創出し、主導権を握る展開が続いたものの、終了間際の後半43分、一瞬の隙を突かれる形で相手MF満田誠に同点弾を許し、1-1で終了。前節の湘南戦も先制して試合を優位に進めるなかで、終盤に同点弾を献上して1-1のドローに終わっていたが、3日前とまさに同じ展開で勝ち点2を取りこぼす結末となった。（FOOTBALL ZONE編集部）